ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　この冬、何度かおでんを作ったのだけれど、おでんっていうのはおいしいものの、どうしても作りすぎて残ってしまう。

　大根やこんにゃく、卵は一日ごとに味がしみていいのだが、ちくわとかの練り製品は、だんだん、やわらかくなってしまって、おいしいとはちょっと言えなくなってしまう。

　そんな折、遠縁のおばあさんから卵が1箱送られてきた。
近所に養鶏場があるらしく、毎年この時期に二段重ねで届くのだ。

　実は家の近所にも養鶏場があって、生みたての卵を自販機で買えるのだけれど、まぁせっかくの贈りもの、ありがたくいただくことにした。

　こちとらコレステロール値が気になるし、ケーキも最近はあまり作らない。
ベーコンエッグにしても、朝一個食べれば終わりだし。

　･･･と考えて、おでんの中で味がしみておいしい、卵と大根、こんにゃくの三点セットのみを煮て、練り製品を追加しないバージョンを作ることにした。

　そうしたら、なかなか好評で、2日で卵だけがなくなり、再度また卵だけ足してこしらえた。

　煮卵っていうのは、徐々に味がいい具合にしみていき、黄身の部分も普通のゆで卵よりはしまって固くなるものの、ほっこりしていい感じ。

　そこにつゆをちょろっとかけていただくと、なんとも言えないおいしさがある。
健康のことさえ気にかけなければ、はっきり言って３つも４つも食べられそうなうまさである。

　最近は、卵を煮てあるものが袋に3個いりぐらいで売っているけれども、やはり値段もちょっと高め。
普通の卵を買って、じっくりと煮るのが、時間はかかるけれども一番おいしい。

　今夜も、煮卵をありがた～く夕飯に一つ、いただく予定である。