どこまでやるのか2007/03/01 16:11

 今日はケアマネージャーさんと通所介護施設の人がきて、家族のケアプランと言うのがようやくできた。

 うちの場合は必要にせまられて、認定前から通所していたので、ちょっと順序が逆になってしまったようなので、ほっとした。

 本人を前にしばらく面談し、その後本人には席を外してもらって話をしたのだが、いつも通っている施設の人が来たのが嬉しかったのか、本人が茶菓子まで持ってきたのには驚いてしまった。

 今日が何日かとか、今日の予定や、薬を飲むこととかも忘れちゃうような感じなのに、家族は、人前ではそういうことが分かりにくいタイプなんだって。
デイサービスでも、花に水をやったり、お友達とずっと話をしたり、それは楽しそうにしているけれど、それはそれで、疲れるでしょうね・・・とのことだった。

 今の介護認定をもらうのも、本人に退席してもらって、認定員と家族が話したところ、
「あら、これも一人で出来ない、これも出来ませんね・・・」と、随分逆転したことが重なっての認定だったのだと思う。

 現状よりも大げさにとは思わないけれど、やはり今どの程度の介護を必要として日々暮らしているかはしっかり伝えておかなくちゃ。

 初回の認定だったので、来月にはもう、認定の面談があるそうで、本人をはずして話をするようにとケアマネージャーさんのアドバイスを受けたりした。

 点滴を週二回うけさせに車で連れて行くのも大変だけど、まだ本人が歩けてドライブを楽しめる内は、がんばらなくては。

 一番大変なのは、そうやって点滴を週二回受けつつデイサービスに通っている家族に、友達が「外で食事会をしましょう」って気軽に誘ってくること。

 本人は軽-く、
「その日はあいています、車で送ってもらえばいいから」と承諾してしまうのだが、その場にたまたま私が居合わせてカレンダーに即書き込んだからいいようなものの、もうすでに日時なんか、本人は忘れちゃってるもんね。

 12月には、それでもタクシーに乗せて送り出して家で待っていたのだが、夕方に持ちきれないほどのレジ袋の荷物をかかえて、タクシーの運転手さんにまで荷物を持たせて帰ってきたのには、本当に驚いちゃった。
全部お惣菜で、ちょっと家族では食べきれないほどの量だった。

 体重も減ってるし、次回は一緒にタクシーに乗って待ち合わせ場所に行き、友達に私の携帯に連絡してもらって迎えに行くしかなさそうだ。

 まだ歩ける元気な内に楽しい事を・・・とは思うのだけれど、そこまでやらなくちゃならない家族の苦労っていうのは、お友達は考えてないんだろうなぁ・・・。

 たまには、家族と離れて楽しいひとときを、デイサービス以外でももてたら、それは幸せなんだろうと思うのだけれど、その幸せの裏側には、結構家族の協力が必要なわけで、どこまでやるのか・・・というところは、なかなか判断がむずかしいところなのでありまする・・・。

 まぁ、家族がまさしく黒子になってお手伝いしているお陰で、不自由を感じずに生活してくれているのは、いいことなんだと思うけどね。
介護してるのも、生身の人間なので、なかなかそこは大変です。