THE 有頂天ホテル ― 2006/02/03 08:15

先月、三谷幸喜監督の映画「THE 有頂天ホテル」を見に行った。
映画はなかなか面白くて、結構辛口の、その時の連れは、私が記憶する限り、二度ぷっとこらえきれずに笑っていた。その笑いというのは、これから起こるであろう展開を予測した感じの笑いで、三谷監督がもし近くで映画鑑賞していたとしたら、非常に喜ばれたことだろう。
(三谷さんのテレビインタビューで、映画館にこっそり足を運んで自作の映画を見るらしいが、観客がどこで笑うかというのが、かなり気になると話していたから)
最初に、登場人物の名前が出てくるんだけれど、その面々を見ただけで、これは面白い事になるぞ・・・という予感が満載って感じ。
私は実は唐沢寿明が昔好きで、10数年前に出た「唐沢寿明さんの着るセーター」とかいう手編みの本を二冊も持っているほど。
しかし、実際にこの映画に出てきた彼は、髪の毛のてっぺんあたりの薄い、見るからに怪げな興行師風情だったので、これまた意外な驚きであった。
そういう意味では地味な筆耕係役のオダギリ・ジョーも、やたらおでこが広い特殊メークで、怪しいオタク風青年を演じていて、二枚目を三枚目に配するのも監督は結構お好きなんだなと思ってしまった。また役者さんたちも、そうした役回りを上手に演じておられた。
松たか子は、映画館で見るのは初めてだったけれど、映像栄えのするきれいな方だなぁと思いつつ見ていた。映画の話の展開は、特に彼女のからむ場面は、やや強引だったきらいがあるけれど、まぁしょせん作り話なんだもんね。
映画は思ったよりも長くて、ラストは一体どうやって収集するのかと思っていたら、まぁなんとかうまく収まっていた。
個人的には、佐藤浩一演じるところの悪徳青年政治家が、結構はまり役だったように思う。二枚目で女にだらしなく、言動は、いい加減&刹那的で自分というのは、ありそうでまったくなく、その上、食いしん坊で、いつも何かを食べているというのは、ビールのCMでの、見事な食べっぷりからヒントを得たのかもしれない。
メロンでも、なんでも実にうまそうに食べていた。
アヒルのダブダブとう名前は、ドリトル先生のアヒルの名前がそうだったのではないかと推測しているのだけれど、どうだったでしょうか。
エンディングロールを見ていたら、清水みちこが、場内アナウンスと出ていた。新年パーティーのアナウンスだったのかな。ちょっとこれは気付かなかった。
数年後にテレビ放映されたら、そのあたりをしっかりチェックしなくっちゃ。
ちなみにその晩見た夢には、この有頂天ホテルが出てきて、自分も登場人物の一員として、ドタバタ劇を繰り広げていた。
非常に面白い夢だったのだけれど、目が覚めて、ちょっとほっとしたという類のものだったことを明記しておく。
映画はなかなか面白くて、結構辛口の、その時の連れは、私が記憶する限り、二度ぷっとこらえきれずに笑っていた。その笑いというのは、これから起こるであろう展開を予測した感じの笑いで、三谷監督がもし近くで映画鑑賞していたとしたら、非常に喜ばれたことだろう。
(三谷さんのテレビインタビューで、映画館にこっそり足を運んで自作の映画を見るらしいが、観客がどこで笑うかというのが、かなり気になると話していたから)
最初に、登場人物の名前が出てくるんだけれど、その面々を見ただけで、これは面白い事になるぞ・・・という予感が満載って感じ。
私は実は唐沢寿明が昔好きで、10数年前に出た「唐沢寿明さんの着るセーター」とかいう手編みの本を二冊も持っているほど。
しかし、実際にこの映画に出てきた彼は、髪の毛のてっぺんあたりの薄い、見るからに怪げな興行師風情だったので、これまた意外な驚きであった。
そういう意味では地味な筆耕係役のオダギリ・ジョーも、やたらおでこが広い特殊メークで、怪しいオタク風青年を演じていて、二枚目を三枚目に配するのも監督は結構お好きなんだなと思ってしまった。また役者さんたちも、そうした役回りを上手に演じておられた。
松たか子は、映画館で見るのは初めてだったけれど、映像栄えのするきれいな方だなぁと思いつつ見ていた。映画の話の展開は、特に彼女のからむ場面は、やや強引だったきらいがあるけれど、まぁしょせん作り話なんだもんね。
映画は思ったよりも長くて、ラストは一体どうやって収集するのかと思っていたら、まぁなんとかうまく収まっていた。
個人的には、佐藤浩一演じるところの悪徳青年政治家が、結構はまり役だったように思う。二枚目で女にだらしなく、言動は、いい加減&刹那的で自分というのは、ありそうでまったくなく、その上、食いしん坊で、いつも何かを食べているというのは、ビールのCMでの、見事な食べっぷりからヒントを得たのかもしれない。
メロンでも、なんでも実にうまそうに食べていた。
アヒルのダブダブとう名前は、ドリトル先生のアヒルの名前がそうだったのではないかと推測しているのだけれど、どうだったでしょうか。
エンディングロールを見ていたら、清水みちこが、場内アナウンスと出ていた。新年パーティーのアナウンスだったのかな。ちょっとこれは気付かなかった。
数年後にテレビ放映されたら、そのあたりをしっかりチェックしなくっちゃ。
ちなみにその晩見た夢には、この有頂天ホテルが出てきて、自分も登場人物の一員として、ドタバタ劇を繰り広げていた。
非常に面白い夢だったのだけれど、目が覚めて、ちょっとほっとしたという類のものだったことを明記しておく。