連日のテレビ観戦2006/02/24 06:56

「毎日、テレビのオリンピック観戦が忙しくて・・・」と言ったら、
「応援が足りないんじゃないの」との、お言葉。

 おそらく、日本選手が、なかなかメダル取れないことを指しているんだと思う。
それで、「オリンピック全然見ない、見る気がしない」と言っているひとが、周りに数名いて、もったいないことだと感じている。

 この冬季五輪、私はよく見ている方だと思う。
むしろ長野五輪のほうが、競技自体はあまり見ずに、日本選手のメダル部分のハイライトだけ、何度も何度もニュースその他の特番で見て、刻み付けていた感じ。

 何故だろうと考えると、日本でやると、当然、平日昼間やることになるわけで、なかなか生放送で見られなかったのかもしれない。
今季はトリノで、時差があるということで、寝ている間に競技が終わってしまう部分もあるけれど、現地時間で、午後の時間帯にやっている競技は、結構ライブで生放送を見られるのである。

 アルペン・スキーの競技は、興味があるので結構見ている。
アルペン男子では確認できなかったのだが、女子のスターターの男性は、選手の国によって、「10・・・5、4、3、2、1」という出走のカウントダウンを、言語を変えて言っているのが面白かった。

私が1から10まで確実に言えて聞き分けられるのは、イタリア語、スペイン語、英語、フランス語なのだけれど、どれも完璧な発音だった。
(仏語の数字の発音については、あまり自信がない…)

 スイスなんかじゃ国境があちこち接しているから、一人で何ヶ国語も話せる人は大勢いて、そういう意味では驚かない。
それよりも、オーストリア選手はドイツ語、アルゼンチンはスペイン語・・・という風に、とっさに、さっと言い分けるという事の方が、なんだかすごい気がした。スタート表にメモでも書いているのかな。

こういう状況で、スペイン人にイタリア語でカウントダウンしたら、言葉が似ているだけに、なんかこう、「なまってんな~」みたいな感じになっちゃうだろうし。
そりゃ、最高に緊張しているスタートで、母国語でカウントダウンしてくれたら、なんだか嬉しいよね。

 スウェーデンや、デンマーク、クロアチアなどの国々の選手の時には、英語でやっていた。
日本人選手の時もおそらく英語なんだろうね。
佐々木明の出走時に、
「ごぅ・・・さん、にぃ、・・・」とか、下手な日本語で言われたら、かえって、力が抜けちゃうだろうし。

 そんな諸々を楽しんでいる五輪だが、見てばかりいたら、なんだか自分が滑りたくなってきちゃった。
そういうわけで、明日のブログは、久々にお休みをいただきます。

数年前に一緒にスキーに行ったきょうだいが、なんということのない、なだらかな斜面でこけて骨折した事があるので、くれぐれも怪我のないように気をつけま~す!