かいじゅうたちのいるところ ― 2010/01/23 16:30

映画「かいじゅうたちのいるところ」を観てきた。
実は原作の絵本は読んでいないのだが、原作とはまた違うものらしい。これは新聞を読んでの受け売りだけれど。
子供づれも多かったのだが、見終わった感想は、子供が見て、あぁ面白かったという映画とはちょっと違った感じもある。
最初のところは、親の年代に近いせいか、ついつい大人の視線で見てしまうところもあったし。
男の子が家族とけんかして出かけた島にいた、かいじゅうたちは、どれも一癖も二癖もあるタイプだし、食べられちゃうかもという怖さもある。
せっかくの楽しかった雰囲気を、ちょっとしたことでめちゃくちゃにして、最低の雰囲気にしてしまう、かいじゅう。
でも、こういうのって、子供のころ、家族の間では結構あるような気がする。
ちょっと疲れていたりなんかすると、それを相手のせいにしちゃうとか。自分だけ、家族と一緒に出かけないと、やせ我慢して留守番しちゃったりとか。
男の子は、最後はまた、かいじゅうと別れて、船に乗って自分のお家に帰っていく。
またこの、かいじゅうたちと会いたいなぁと思うのか、どうなのか。本当にあっさりと別れていくんだもんな。
見終えて家族が言ったのは、「あんたがよく見るような夢だね」ということ。まったく、そのとおり。
一緒に見た両親は、日本語の吹き替えが、CMその他で大活躍の子供店長、せいしろう君であることを、見抜いていた模様。
せいしろう君は嫌いじゃないけれど、見ている間そのことに気付かなくってよかったなとちょっと思った。
気付いていたら、せいしろう君の顔がダブって見えただろうから。声はかわいいし、上手な子役の吹き替えだとは思っていたけれどね…。
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