おうちが一番!2007/04/26 14:37

 食べ物だけでうまく栄養補給が出来ない家族を、週に2回点滴を受けさせるために、車でクリニックに連れて行っていたのだが、先日採血をしてもらったところ、ヘモグロビンの値が半減して、またまたかなりの貧血になってしまった。

 鉄剤を毎晩1錠ずつ飲んでいて、一度改善したのだが、またまた悪化してしまったのであった。

 錠剤は気持ち悪くなることがあるので、増やすのはお勧めできないと医者に言われ、あとは輸血か、あるいは注射する方法があるというので、とりあえず点滴の際に注射をしてもらうことにした。

 今までは週に二度通っているデイサービスに行く前日と、行った次の日という感じで通っていたのだが、今度は、その間にもう一回連れて行かねば、もう体がもたないだろう。

 足のむくみもかなりひどくなってきたのだが、家族はがんばり屋なので、デイサービスでは勧められても横にならないみたい。
「夜眠れなくなりますから」と言って断っているようだ。
一緒に行ってるお友達は皆お元気だし、一人で寝ているのも嫌なんだろうね。

 朝晩飲んでいる痛み止めに睡眠剤も入っているから大丈夫だよと朝言ったら、今朝は2時間くらい、家で横になって熟睡していたようだ。
それでも本人に言わせると、「ちょっと居眠りした」ということらしい。

 昼寝というのは、ベッドに横になって布団をかぶって寝ることだと思ってるんだろうね。
しかし、急に点滴に行く日を今週から増やすことになったから、さぁ大変。

 午後のケアマネージャーさんとの予約は少し早めてもらって無事クリアー。
夕方の時間指定にしていた荷物は、指定していた時間だけ家にいないので、電話をして、早目に持ってきてもらった。

 家族の好物の刺身などを週に一度届けてもらっている魚屋さんも、点滴から帰る時間にお届け時間を変更。
やれやれ・・・。

 ふと外を見ると、貧血の当のご本人が、のこのことお庭に出て、のどかに三つ葉摘みをしているではないか。

 それまで、その家族のために色々バタバタやっていたのに・・・と思ったら、なんだか急に力が抜けて、そして笑いがこみ上げてきてしまった。

 週3回の点滴に連れて行くことで、今まで通りに家ですごせるのが、家族にとっては一番幸せなことなんだろうね。
多少貧血だろうが栄養がいき届かなかろうが、夕飯の時間が8時になろうが、やっぱりお家が一番。

 オズの魔法使いで、ドロシーがそう言っているようにね。
おうちが、一番!

コメント

_ 掃除機 ― 2007/04/27 07:41

 私はヘモグロビン値が7くらいになったことがあります。疲れやすいなどはありましたが、動けないことはなく、普通に生活していました。医師には「どうしてこの人が立っていられるのだろうと思った。」と後日言われましたが。

_ ころ ― 2007/04/27 15:05

掃除機さん。

家族も、「なんともない、元気」と言っています。
色々調べてみると、貧血状態に体が慣れてしまうらしいですね。
人間の適応能力ってすごいなぁと、改めて思いました。

でも注射のおかげか、元気にデイサービスに出かけました。
早引けになると、迎えに行かねばならないので、常に万全の体制で・・・と思ってしまいますね。

_ ゆにけろ ― 2007/04/27 15:37

元気になってよかったわ。
私も、貧血状態に体が慣れてるタチみたい。去年の検査で引っかかってビックリしました。

お家がイチバン!私と私の同居人が、よく言う言葉ですよー。
そう思える「お家」があるのって、平凡だけどイチバンの幸せなのかも。

_ ころ ― 2007/04/27 17:31

貧血、やはり女性に多いのかしら。
献血などでも、私は今まで引っかかった事がないので、ぴんと来ませんが、言われたら驚いちゃうかも。

ご家族がそう言える「お家」ってきっと大事なんでしょうね。

私はどうかな?
今はもろもろ抱え込んでるんで、ちょっと微妙かも・・・。庭の手入れもあるし。ぶつぶつ・・・。

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