つんつん2007/05/01 09:28

 一日、庭木の剪定をしていた家族が、晩、テレビを見ながらくつろいでいた。
ふと、襟元を見ると、首の後ろにぐるりと、気持ち悪いくらいに赤いぶつぶつの発疹が出来ている。

 さっそく軟膏を塗りつけたのだが、どうしたのか聞いて見ると、
「つんつんだよ」とのこと。
「つんつん?」

 よく聞いて見ると、前回半袖で作業して両腕傷だらけになった家族は、今度は学習して、ちゃーんと長袖のシャツを着て作業したが、残念ながら、えりなしのシャツを着ていたそうだ。

 午前中は、夏みかんの収穫で、このときに頭を突っ込まなければ届かず、夏みかんの枝や葉っぱで「つんつん」して、発疹が出来たそうだ。

 午後は、えり付きに着替え、頭を突っ込むことも無いので問題なしだが、汗をかいたので発疹が赤く目立ってきた・・・ということらしい。

 家族は意外にも肌が弱く、こういう刺激で、じんましんみたいな発疹が出来てしまう。
散髪でも、切られた自分の髪の毛が襟足に落ちて、首に毎回発疹が出来るというから、びっくりだ。

 一日経っても変化なしで、また軟膏を塗りこんだのだが、
「このくらい、いつものこと」と、当の本人は大して気にも留めていない模様。
多少のかゆみはあるらしいが、かきむしらなければ、じきに治るだろう。

 しかし、恐るべし、「つんつん」・・・。
次回作業の時には、長袖はもとより、えりつきシャツで結集せよ!