靴の中の雪2006/07/22 08:54

 久々に、変てこな夢をみたので、その話。

 知人の家に呼ばれて遊びにいった。そこは高地にあり、山小屋みたいなところである。可愛い子供たちがいて、楽しく歓談している。純和風のかやぶき屋根みたいな家のようだ。

 その日、私は何故かそこに泊まることは出来ず、家に帰ってこなくてはならないことになっている。
その山小屋から、自宅まで帰るには、駅まで車で送ってもらうしかない。

 話が弾む中で、どこで帰ることを切り出そうかと、頃合を見計らって、ようやく切り出した。家族みんな残念がってくれたものの、そこの主人が車で送ってくれることになり、子供達も一緒に乗ると、はしゃいでいるので、ちょっとほっとした。

 さて、靴を履こうと思って、ふと見ると、何故か靴の中に雪がこんもりと降り積もっているのである。わずかの滞在の間に、こんなにも、積もってしまったのかと驚いているのだが、靴を脱いでいるのは家の中なのだからして、屋根に穴が開いているか、壁に隙間がない限りはこんなことはないはず。

 まぁ、そこは夢なので、仕方がない。
靴を取り上げて逆さにして、中に、こんもりと積もった雪をざぁーっと床にあける。それにしてもすごい量だ。
そうしてその靴に足を入れた。
冷たい・・・。

 それにしても、なんだか騒がしいなぁと思ううち、それがカラスのカーカーという鳴き声であることに気付いて、目が覚めた。

 布団から出た足先が冷たーくなっている。
どおりで、靴の中に雪が入っていたわけだ。

7月と言うのに、布団をしっかり首までかぶって汗も出ず、布団から出た足が冷たくなっているとは・・・。

 暑いのは嫌だけれど、普通に夏が来て欲しいと思う今日この頃です。