足がしびれた2006/07/12 08:33

 家の居間は家族の希望で、テーブルと椅子といったしゃれたものはなくて、小さなちゃぶ台(私が一人暮らしで使っていたもの)がおいてあり、そこで食事も取るし、手紙を書いたり、時には絵を描いたりもする。

 同じ部屋にパソコン&プリンター一式も置いてあるのだけれど、こちらもそんなわけでテーブルと椅子というのではなくて、パソコン用の座卓があり、その前に座布団を置いて作業をする。(高さ調節は、座布団の枚数で各自行う)

 正座をしたり胡坐をかいたり、横座りとさまざまなのだが、特にパソコンの作業に熱中していると、気付いたら足がじんじんとしびれてしまうことがある。

 そうなると、まるで自分の足であって、そうじゃないような感覚。
そう、歯医者で麻酔をした時の自分の口のまわりのしまりのなさ、みたいな感じになってしまう。

 なんとか、えいやっと足を上げて床に着地させるのだが、気をつけないと、感覚がないので、足の甲の部分を床につけてしまい、足首をひねってしまいそうになる。
まったく、本当になさけない。

 昔、幼いきょうだいが法事の時に足がしびれてしまい、皆で立ち上がった時に、足の甲で歩こうとひょこひょこと行くのを見て、伯父を初めとして、その場の全員が笑いをこらえるのに必死だったことを思い出してしまった。

 今の子供はテーブルと椅子の暮らしに慣れているだろうから、足がしびれることも、あまりないのかもしれないけれど。

 足がしびれる以外は、結構床にすわる暮らしは気持ちがよくて気に入っているんだけれどね。特に、いぐさマットにしてからは、裸足が心地いいです。
日本の夏ってやつですか。