ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　いつも通り、夜、家の風呂に入ろうとして、身体を洗う布をさっと取ったら、でっかいクモが現れた。

　他の家族もいるし、隣家と接しているので、さすがに「きゃーーーー」と叫ぶことは出来なかったのだが、さっと扉を閉めてから服を着て、二階にいる家族に、応援を頼んだ。

　家族は掃除用の長いデッキブラシで、ささっとはらう。とっさの判断で風呂に蓋をしておいたのだが、ぼとっとその蓋の上に大クモが落ちた。
もしもお湯の中に入っていたら、ちょっと湯船につかる気はしなかったかも。クモだって、お湯の中では命を永らえたかどうかは分からない。

　開け放った窓の方に、ブラシで追いやって、なんとか無事、大クモの命を失うことなく、外に出す事が出来た。やれやれ。

　しかし実に大きなクモだった。庭でクモの巣をはっている、大きなクモなんてメじゃない感じ。足の部分も入れると手のひら大である。

　久々に、肝を冷やす体験だった。
しかし、私の前に二人の家族が風呂に入っているのだが、気付かなかったのかしらね。

　調べてみると、その大きなクモは、害虫を食べてくれるし、網をはることもなくって、そんなに悪いやつではないらしい。
でも、家にそんなのがいるのを、みすみす放置しておく勇気は、やっぱりないな。

　虫嫌いの方がいたら、今日のイラストは申し訳ないと思います。
私も描きながら、思い出して、鳥肌ものでした。