ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　「不要のレシートはこの箱にお入れください」なんてことが、お店のレジのところに時折書いてある。しかし私は家計簿をつけているのだからして、レシートは絶対にもらうことにしている。さすがに１００円ショップでは、まぁいいかと思うこともあるけれど、基本形としては、必ずいただく。

　家計簿はパソコンにソフトを入れているので、自動計算してくれる。一応いろんな費目に分けて入力して、月の終わりに集計ってところを押すと、個々の費目から、我が家のエンゲル係数まで出てきて、なかなか面白い。

　家計簿を研究して、節約に役立てるというようなことはあまりないのだが、記録という意味ではなかなか面白い。あと、買った金額を結構記憶しているので、頭の体操にもなる。
役に立つのは、例えば昨年は年賀状を何枚買っただろうかということなんかを簡単に調べられること。

　つい先日は、定期購読している雑誌の一年分の費用を前払いしたのだが、後で家計簿に入れようと内訳を見てみると、なんと定価に加えて送料が１２ヶ月分が取られているではないか！

　そもそもこの雑誌は、あまり普通の書店では売られていないものなので、専門店で頼んでいる。（別に怪しい本ではない）
自宅に届けると送料がかかるけれど、その店が定期的に訪れるルートまで届け、そこまで私が取りに行くということなら無料だよ、と聞いて、そこまで取りに行くよということで、申し込んでいるのだ。

　すぐに、おかしいと思ったが、確証を取るため、一応昨年の家計簿ソフトを調べたところ、やはり送料抜きの価格であった。さっそくその日に、昨年の振込み日と金額も添えてメールしたら、やっぱり自宅郵送と間違えていたんだって。すぐに返事が来て返金してくれるということになった。
大事件を解決したようで、とても嬉しい。お金も戻ってくる。

　またある日、食料品で買い物をして家に帰り、同じくレシートを入力していたところ、どう考えても買った覚えがない桃２個が入力してある。何かと間違えたに違いない。買ったものはとっくに冷蔵庫に入れてしまっていたので、じーっと考えてみた。そしたら、なんと、ナス２個が入力されていないのだ。

　私が実際には買った桃を隠しているかもしれないので、証拠はあってないようなもの。普通ならまぁいいか、になるのだが、その桃は結構値段が高くて、横目に見ながら「これは買えないわよね」と思ったことも記憶しているのだから、後に引けない。特売のナスの単価とは、あまりに違いが大きすぎる。結局、レジの担当者が書いてあったので、電話で聞かれるままに、それとレシートの番号を言ったら、余分な現金を、粗品と共に、すぐに自宅まで届けてくれた。どうやら後で考えると、そこの店長さんだったみたい。

　その店は、結構よく利用するので、行くたびに思い出すのも嫌だから･･･と説明したところ、店長さんは恐縮して、ぺこぺこ頭を下げていた。
対応の素早さと丁寧さで、もちろんこの店に対する私の株は上がった。

　それ以来、レジ打ちの時には、じーっと、気をつけて画面を眺めることにした。
ところが先日ぼーっとしていて帰宅したところ、どう考えても買った覚えのないアジ＠１００円がレシートに書いてある。これまた、しばし考えて、これは秋刀魚＠７８円の打ち間違えだということが分かった。もうさすがに面倒なので、今回は電話しなかったけれど、ちょいと悔しい思いをした。（これは桃とは別の店）

　この魚関連は、レジの人が魚の種類を間違えた可能性もある。ある時に、さわらを買ったところ、レジの人が、「えー、すみません、この魚はなんですか？」と恥ずかしそうに聞いてきたこともあったからね。
今回もレジの人が「○○２匹ですね」というので、私は、つい、うなづいて｢はい、２匹｣と言ってしまったのだが、肝心なのは、実は○○という、魚の名前だったというわけ。そこで認めた以上は、仕方がない。
やはり、たかが買い物といえども、決して気は抜けないのだ！

　そんなわけであるからして、レシートは絶対にもらった方がいい！！！
人間のやることには、必ず間違いがつきものだからね。

　でも、買ったはずのない商品名がレシートにあると、本当にぎょっとするよ。