電気敷き毛布2005/12/15 07:41

 日本列島は、急に冬型になり、寒くなってきた。

 夜寝るときに腹巻きをしていたのだが、さすがにこれだけでは寒い。布団に入ると、シーツがひやっとして、じわじわと背中お尻方面が冷たくなっていくのが分かる。寝る前にエアコンで部屋を事前に暖めていても、やっぱりシーツは冷やっこい。

 もう、電気毛布の季節なんだと、遅ればせながら気付き、数日前にようやく出した。
就寝の30分ぐらい前にスイッチを入れておくと、寝る頃にはちょうどホクホクと温まっていて、幸せな気持ちになる。

 何故か「子どもは電気毛布を使っちゃいけない」といわれて育ったけれど、さすがに受験勉強の時には使わせてもらった。
子供なのに…と、何となく悪いことをしているような気持ちで、それでも他の家族が寝静まった頃に、心まで暖かくなるような幸せ感を味わいつつ、ほかほかした布団に入ったものだ。我が家で使用していたのは掛け毛布タイプで、私はずっと電気毛布といえば、掛けるもんだと思っていた。

 数年前、寝るときに足が冷たい、お尻が冷えるとこぼしたら、家人が、
「電気敷き毛布を買えば?」と言ったので、初めて敷くタイプがあることを知った。
是非、誕生日プレゼントに買ってきてくれと頼んだら、翌日には購入してくれた。非常にありがたいと喜んだのだが、後で値段を聞いたらあんまり安いんで、ちょっとがっくりした。

 自分としては、ちょっとしたアクセサリーが買えるぐらいの値段を想像して、「おねだり」したのだった。
まぁ家人は、大手家電メーカーのとは違うものを買って来たので、余計安かったのだが、こういう単純なしくみの家電製品は、大手でもそうじゃなくても、そうそう変わらないよと言われた。
実際、もう何年もたつが、今年もちゃんと動作してくれているのだから、そうなのだろう。

 電気毛布で身体が全部暖まったところで、寝入る前にスイッチを切るというのが、私の基本形。
寝ている間も、ずっと電気毛布のお世話になっていると、自分の体温調節機能がうまくいかなくなるのではないかなと思ったりして・・・。まぁ、節電にもなるし。

 寒い季節は、毎晩お世話になる、大事な大事な家電のひとつ!