お疲れ世代の女性たち2005/11/19 18:45

 少し前、NHKのラジオ第一放送で、「女性の身体」についての特集をやっていた。
(タイトルはちょっと聞き逃した)
運転途中にちょいと聞きかじったのだが、今一番大変なのは、30代後半から40代初めの女性達なんだという話を、ちょうど婦人科の女医さんがしていた。

 子育てで大変だったり、夫との関係、独身でも働いていれば、責任も出てくる年。
年齢的には、まだまだ若いとみなされ、当人達も、ついつい周囲の期待に応えてしまう・・・、ということが悪循環になり、色々な症状が出るそうだ。身体年齢では更年期は10年ぐらい先な訳なのだが、実際にはそれに似た症状が出る人もいるという。

 私の周囲を見回し、な~るほど・・・と思ってしまった。確かに疲れている女性が、とても多いような気がする。そして、どの人にも共通するのは真面目で誠実、仕事や家族なんかについても、非常に責任感の強い人達ばかりなんだよね。愚痴をいいながらも、結局は自分が引き受けて、やってしまうっていう・・・。

 若いかどうかってのは、比較の問題なので、周囲に高齢者が多い地域に住んでいると、60才前後でも、若手ということになってしまうっていう話を先日聞いた。バスでも帰りは疲れて座りたいのは山々なれど、70、80の年配の方が乗ってくると、つい席をゆずって、とても疲れてしまうって。

 私自身、まだ老眼ってのは出ていないんだけど、疲れた日の夜、新聞を読んでいたら、妙に焦点が合わなくなって焦った。同世代の友達も、先日家で読書していた時に同じようなことがあったそうだ。それ以後は特に問題ないのだけれど、いつそういう事態になってもじたばたせずにいられる自分でいたいと思う。(誰にでも起こること、だからね)

 一晩寝たら元気になる、というのは、20代の人達に当てはまるそうだ。それ以上になると、翌朝にも疲れが残ってしまうのが普通なのかも。そう、思っていれば、まぁ気楽かな。

私の年で、あれこれ身体の愚痴を言うと、諸先輩方々には「甘いな!」といわれてしまいそうだけれど、自分の身体の声が聞けるのは、やはり自分だけなので、多少甘やかしても、元気に過ごしていきたいなぁ。

日本の平均寿命を考えると、まだまだ、先の長~い人生だと思っているからね。
お疲れ世代の女性達よ、適度に手抜きをしながら、いきましょう!