遊園地2006/10/04 08:36

 久々に遊園地に行った。

 目当ての乗り物は、7月中旬に出来たばかりの超ド級のコースター。
同行者は、そういう過激な乗り物が大好きなのである。

 私は、そういうのは、ちょっと苦手な方。
翌日、遊園地に行くという晩に、同行者と話をした。
「私はねぇ、宇宙飛行士になったつもりで明日は、その過激な乗り物に乗るから」
との、決死の覚悟を伝えた。

 さて、土曜日の朝、開演後1時間くらいで駐車場に車をとめ、入園したところ、なんと、目当ての乗り物は、その時点で、すでに4時間待ち。

 さすがにいくらなんでも・・・ってことで、その次に新しい乗り物に並ぶ事にした。
それでも1時間半待ち。

 さて、列の最後尾に並ぼうと思ったら、立看板があり、注意事項が書いてある。
そこには、心臓や腰の悪い人、妊婦と並んで、55歳以上の方は乗れませんと明記してあったのだ。

 言っておくが、私はまだまだ余裕で乗れる年齢である。
過激な乗り物が好きな同行者も、乗れる年齢ではあるものの、まぁ結構微妙な年齢だったのだ。しかし、年齢制限とは、そして55歳とは!

 周りを見渡すと、確かに並んでいるのは、20代の若者達がダントツで多い。
しかしよーく観察すると、顔を隠すかのように下を向いたり、野球帽をかぶっている御仁は、どう見ても55歳は軽く越え、60代も越えてるのではないかという人たちである。

 まぁ、ようするに高齢により、心臓などが止まってしまったときに、
「だってあんたは、55歳以上だろう。この立看板が読めねぇか。この乗り物に乗れるのは、54歳までの人達なんでぇ、わかったかっ!」
と言うことなのであろう。

 55歳以上でこの乗り物に乗る人達に何かあった場合は、いわゆる、少し前によく言われた「自己責任」ってことなんだろうね。

 さんざん並んでようやく乗り場で、人数を聞かれた。同行者がこたえると、若い係員のお兄ちゃんが、
「失礼ですが・・・」と、同行者に年齢を聞いてきた。

 即座に自分の正しい年齢を言い、無事通過した同行者。
後で、「28歳って言ったら信じてくれなかったかなぁ」と寒いギャグをかましていたが、その時の気持ちは、忸怩(じくじ)たるものがあったはずである。
お気持ちお察しいたします。

 そうこうする内、順番が来て、ロッカーに荷物を入れ、席に着く。
この乗り物の売りは、徐々に加速して行く通常のコースターと違い、いきなり172キロのスピードで発車するというものである。

 首はしっかり後ろに固定する。
カウントダウンが始まり、いきなり来ました172キローーーーー!!

 心構えも出来ない内に、いきなり恐怖感に襲われたと言うのか、スピードに怖さがおっつかない怖さとでもいいましょうか。
まぁ、一度は乗って、この怖さを味わってみないと分かんないでしょうな、この感じは。

 最初のスピードが売りで、あとは、ぴゅっと上に上がって落ちたところでカメラスポット。私はこの手の乗り物で、初めてカメラ目線でピースマークを指で作りながら笑顔で写真に納まった。だって、もうこれ以上怖い思いはしなくていいんだもの。
写真ももちろん買いました。

 徐々にスピードが落ち、終点が近づくと、拍手のBGMが流れ、係員のお兄さんお姉さん達が、それにあわせて拍手してくれている。私も思わず、がんばったね、と自分に拍手をしてしまった。

 食事の後、同行者の勧めで観覧車に乗ったのだが、実はその人は観覧車が大嫌い。
まぁ、私がコースターが怖いのにつきあったので、今度はこっちにつきあってくれたということらしい。

 観覧車の放射状の棒の真ん中にあるピンの軸が、ボキっと折れたことを想像すると、とてもじゃないけれど、安心して乗っていられないんだそうだ。
想像の中で、折れるのは、観覧車の真上辺りにいる時ということらしい。

 色んな人がいるものです。
そんなこんなの楽しい遊園地。次回は平日に行って、超ド級のコースターに乗ると言う、一世一代の大冒険を果たさねば・・・。
あ~、考えただけでも、怖っ!