風呂に湯がない!2007/09/28 21:56

あーーー、ショッ~ク!
 高齢の家族と暮らしていたときには、風呂の係はその家族がやってくれた。
風呂好きで、夕方になると風呂をいれて、その日の庭の仕事が終わると自分が入り、あがると
「入って」と、声がかかる。

「まだ、早い時間なのになぁ」と思いつつ、入っていた。
夜出かける予定のあるときにも、
「お風呂は入らないの?」と必ず聞いてくれたものだ。

 その後相次いで高齢の家族が他界してしまい、庭と同時に風呂も自分で入れなくてはならなくなった。

 もしもの時に、非常用の水が無いと困るよといわれたので、風呂の湯は、夕方、庭をやる前に抜き、庭仕事が終わってから風呂場を洗い、湯を張る。

 各種健康器具で運動を済ませてから、おもむろに風呂場に向かう。
洗面所のガラス窓に、ヤモリがはりついているのが見えた。
窓は閉まっているから、入ってくる心配はない。

 しばし、その可愛らしい手などを観察した後、風呂場に入ると、な・・・なんと湯がはっていないではないか!

 まぁ、他にやってくれる人はいないので、自分が入れ忘れたわけなのだが、こんなことは初めてだったので、一瞬愕然としてしまったのであった。
その後、笑いがこみ上げる。

 まだ、そんなに寒い時期ではないので、湯をはりながら、洗髪などをすませ、その頃にはちょうどいい具合に湯がはられたので、ゆっくりつかった。

 あーーー、やっぱり風呂はいいね。
特に、庭の手入れと運動の後には、なおさらね!
やっぱり私も風呂好きなのである。