ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　ようやく年金問題が解決した。
･･･と言っても、今騒がれている類のではなくて、他界した家族の年金の処理のことである。

　色々と書類を遠方から取り寄せなくてはならなかったし、諸々の野暮用もあり、思いのほか、時間がかかってしまった。

　そういうするうち、今ニュースで騒がれている、いわゆる「年金問題」で、社会保険事務所に相談者が殺到しているというニュースが連日流れて、ちょっと腰が引けてしまったというのも事実である。

　台風が来ているようなこんな時には人が少ないのではないか･･･と前夜、急に思い立ち、なんとか書類を取りまとめて用意した。

　朝の8時半からやっているらしいが、さすがにそんなに早くは出られなかった。
それでも9時前にはついただろうか。

　車の中で書類一式を再確認し、待合室で待ち時間に読む雑誌や本を数冊カバンに入れて事務所に入った。

　受付に人がいないな･･･と思ったら、男性が慌てて事務所の奥から飛び出してきた。
「どんな相談でしょうか」と、緊張した面持ちで言うので、
「いえ、死亡した家族の年金の手続きで･･･」と言うと、心なしか、ほっとした感じが伝わってきた。

　受付の女性も、本当にちょっとだけ席をはずしていたみたいなのだが、
「すみません･･･」と丁重に謝っている。
やはり、大変なのね、色々。

　必要事項を書いて、
「この番号札が表示されるまで待っていてください。」と、札を手渡された次の瞬間には、
「5番の番号札をお持ちの方は、5番窓口に来てください」との案内がされた。
なんて、早いんだ･･･！

「年金相談の人と、そういう年金の必要な事務処理関係の人とは、分けてやっているみたいだよ、だからそんなに待たないかも」と前日家族が言っていたが、やはりその通りだったみたい。

　今回は、前回の師匠が他界した折に、残された家族が遺族年金をもらえるようにしたよりは、いささか拍子抜けするくらい簡単だった。
あのときには、一度で書類が揃わず、二度手間になったもんなぁ。

　家族が他界したのが5月末で、その後6月に年金が既に振り込まれていたのだが、これは5月までの分だから、返金する必要はないんだそうだ。
それで、ちょっとほっとした。

　それと同時に、こんなに早く終わるなら、自分の年金問題も調べてもらえばよかったと、つい思ってしまった。
まぁ、これはまた次回にまわすことにしよう。

　今度は遺族年金をもらう人もいないし、とりあえず、これで私の担当の仕事は終わり。
あとは、実の息子さんたちに、がんばってもらおう。