ライムポトス2006/01/27 10:33

 色んな観葉植物を室内で育ててきたけれど、昨年は一気にほとんどが、お陀仏と相成った。手入れが悪かったのか、私の心が荒れていたのか(!?)、その辺は定かではないのだが、葉が一枚、一枚と枯れてハラリと落ちていったり、茶色から黄色に変色するにいたり、さすがにもうだめだな・・・と観念した鉢が幾つもあった。
(反省事項としては、液体肥料をやるのをちょっと失念していた、きらいはある)

 年末あたりから、ここはオーソドックスに、ポトスを育ててみようじゃないか・・・と思いついた。それも普通のポトスよりも葉が明るい黄緑色の、ライムポトスっていうやつだ。
そう思って探すのだが、なかなか見つからない。
確かに今は冬。冬に観葉植物を育てようと思い始める人も、そうはいないってことなのか。

 つい先日、夕飯の買い物をして、両手に荷物が一杯だったのだけれど、ふと花屋を見ると、あった、あった、ライムポトスの苗。
二つあったが、多少見栄えのいい方を選んで買い、その晩は水だけやっておいておいた。

 翌日、思い切って大きな鉢に植え替えて、液体の肥料と水とをたっぷりやった。可愛そうに、このポトスちゃんは、お店での環境が悪かったらしく、ところどころ葉が茶色くなっている。おそらく寒さにやられたのだろう。それらの葉っぱは取り去って、なんとか見栄えのするように体裁を整えてみた。

 新年に行った美容院で、観葉植物は非常にパワーがあるので、それを部屋で枯らしてしまうような人は、どうのこうの・・・と書いてあって、どっきりした。ちょうどそこでタイマーがなって、美容師さんがやってきたので、読みかけの雑誌を閉じてしまい、枯らした人間に、どのような欠点があるのかは、読めず仕舞だった。

まぁ、いいや。気を取り直して、今年は初心に返り、ポトスを育てるぞ~!
それがだめなら、アジアンタム!

昔、知り合いの彼氏が、「絶対に枯れないらしいから」といって、アジアンタムというちっちゃい葉っぱが沢山の観葉植物を誕生日か何かにくれたそうだ。そのアジアンタムは、彼らが別れてしまってからも、そのままずっと元気でいて、枯れない葉っぱを見るたびに、彼女は別れた彼のことを思い出していたらしい。元彼の思うツボ(?)になったということなのだろうか。

 嘘のような、本当の話・・・。