多機能付き体重計2006/01/09 08:41

 我が家にはデジタル式の多機能な体重計がある。こいつは大変かしこくて、体重計についているUSBメモリを取り外し、パソコンに接続して、データを取り込んでいく。
パソコンに取り込むと、体脂肪のパーセンテージはもちろんのこと、内臓脂肪までレベルで現してくれるし、基礎代謝量も測り、脂肪が燃えにくいか、燃えやすいかもグラフで表示される。(家族は燃えやすいところに数値がいくのに、私は何故か燃えやすいのと、燃えにくいの中間地点、という微妙な位置にある)
体重も折れ線グラフから棒グラフまでお手のもの。

 前のデジタル体重計では、普通に朝晩計り、それをパソコンに自分で入れていたのだが、晩の体重と朝の体重を紙に書いておくのが面倒で、なんとかパソコンに取り込めるヤツを・・・と探し、お取り寄せでゲットした。

 私自身は、もともと自慢じゃないが、体重は「高め安定」。親を見ていると、太りやすい体質であることが分かるので、高めでありながらも、なんとかその辺で体重を止めておきたいという思いがある。旅行に行って美味しいものを食べたりすれば増えるけれど、地味に普通の暮らしを続けると、なんとか体重は減ってくるもので、なかなか面白い。

 内蔵脂肪というのは、家族より私の方が低いというのも意外な発見。
(体脂肪は私の方が、はるかに多いのにね。)
私の内臓脂肪は標準値だが、家族はぎりぎりの境界線にある。まぁ、普段、私はお酒も飲まないしね。見た目に太っていても、内臓がきれいならいいかな。でも外見で分からないのがちょいと悲しいけれど。

 内臓脂肪も、肥えてくると数値があがる。逆に一度だけ、数値が下がって喜んだが、その後、外食が続いたら、また元に戻っていた。

 体重は1~2キロぐらい平気で増減するってことも分かってきた。極限まで体重を落としたボクサーが、あと何グラムと言って減らすのと違い、普通の人々は、余分なものが沢山ついているから、もっと簡単に体重を落とせそうな気がするけれど、なかなかそうはいかないことも、痛感している。

 あとは、朝晩の体重差というのも結構多い。朝は晩よりも1キロぐらい平気で減っている。不思議なもので、やせていくときは、朝晩の体重差が5~600グラムぐらいの時。朝晩で1キロ差と言う時は、小康状態で、なかなか体重は落とせない。

 日々、自分の体重や数値で、研究を重ねていくのも面白い。悲しいのは、外食したわけでも、美味しいものを食べたわけでもないのに、体重が増えていくとき。残り物を食べるというのも、意外と、必要以上に食べ過ぎてしまうのかもね。

 データを保存するには、家族の分を個々に登録する必要があり、うちのは、4人まで可能である。登録には、性別や身長、年齢を入れる。その年齢によって、体脂肪なども基準内かどうかが分かるしくみだ。

 昨年、自分の誕生日の数日後に、「そうだ年齢を加算しなくちゃ」と、設定画面を開いたら、なんと知らない間にちゃんと一つ年を取っているではないか。

 よくよく調べたら、年齢は年齢を入力するのではなくて、生年月日で登録するようになっていたのだ。
データを保存するため、体重計には暦と時間の機能も入っているので、誕生日を迎えた時点で、知らぬ間にデータは変わっていた・・・ということらしい。嬉しいような悲しいような。
家の体重計の年齢は、さばを読めないってことなのね・・・。

 ちなみに年末年始で胃拡張となり、もっか我が家は皆、重量オーバーでござる。