流れ寿司 ― 2006/01/18 08:13

先日、流れ寿司というのを食べに行った。
普段は「寿司より、あったかいご飯に刺身がいい」と豪語している家族が、どうしたわけか新しくできたその店に、行こう行こうと誘うのだ。
「流れ寿司と回転寿司とは、どう違うの?」
とたずねてみると、
「その違いが知りたいから、行ってみたい」という。
ならば、もう行くしかないだろう。もともと私は寿司が大好き。断る理由は何もない。
実際に行ってみると、カウンターもあったが、テーブル席に通された。
片側には、寿司が流れてくるレーンがあり、これは回転寿司と同じシステム。違うのは、各々の席に、液晶画面がついているのだ。
お姉さんがやってきて、「初めてですか」と訊ねてから注文の仕方を説明する。
菜ばし位の長さの棒をつかって、液晶画面をちょいちょいと指して、注文できるらしい。画像入りのメニューが大半で金額もしっかり書いてある。それらの希望する品の画面をつついて、皿数を選び、注文と押すと、
「本当にこれでいいんですね?」ちゅな感じで(分かる人は是非、落語家の桂枝雀の口調で読んでみてくださいまし!)、確認画面が出、それをまたつつくと注文が確定されるシステムである。
注文した品物はターンテーブルを回ってきて、注文したお客の所に来ると、そこのテーブルにつづく導入口に皿ごと届くんだそうだ。そこに皿をおいたままにすると、次の注文がつまってしまうので、届いたら、皿は、テーブル脇にある、皿置き場において、そこは何もない状態にしておいてください、とのことだった。
ものはためしと、さっそく棒をつついて、中トロ2かん1皿を注文し、確定する。それから家族は生ビールを注文した。ビールも回転してやってくるのかと思いきや、お姉さんが持ってきた。どうやら家族も同じことを考えていたようで、お姉さんにそう言って笑われていた。
つきだしをつつく内に、気付くと中トロが、我々のテーブルのレーンに引き寄せられ、所定の位置でストップした。一体どうやったら、ここでちゃんと止まるのか。次はよーく確認しないとね・・・といいながら、中トロにパクつく。うまい!
次のネギトロの軍艦が到着時に確認したところ、注文した品が来ると、テーブルの位置にある確認ランプが赤く点滅し、そこのレバーがぐいっと動いてテーブルのレーンに引き込むしくみになっているのだ。注文を受けた時点で、握った寿司を皿にのせ、何か操作するんだと思う。皿にバーコードがついているとか、なんかそういう感じなんだろう。
あとは、普通の回転寿司と同じで、お湯はボタン一つで出てきて、湯飲みにお茶パックを入れて呑み放題。ガリも食べ放題である。
利点としては、回ってくるものに、いちいち目を光らせる必要はなく、自分のペースでゆったり注文しながら食べられること。また、食べている途中で、現在の注文という画面をクリックすると、注文したものと合計金額が、寸時にわかるシステム。
「これは、まさしく明朗会計・・・」と家族がうなっている。
最後は、テーブルに並べてある番号札を一枚取って持っていけば、会計して終わり。もちろん、席を立つ前に確認した、最終合計金額と同じ額であった。
そこはネタが大きくて、新鮮なのが売りなので、回転寿司よりは多少高めの料金設定だけれど、一皿2かん500円のネタにするか、230円にするかは客の懐具合で自由にチョイスできる。時価というあいまいな表現は絶対にないのだからして、とにかくびくびくせずに、安心して寿司が食べられるのだ。
つい先日も、二日酔いで苦しそうな家族に、「お昼どうする?」と聞いたところ、
「生ビールを飲ましてくれるなら、流れ寿司にしよう。それなら食べられる」という、なんとも妙な返事だったが、気にせずに、いそいそと足を運んだ次第である。
普段は「寿司より、あったかいご飯に刺身がいい」と豪語している家族が、どうしたわけか新しくできたその店に、行こう行こうと誘うのだ。
「流れ寿司と回転寿司とは、どう違うの?」
とたずねてみると、
「その違いが知りたいから、行ってみたい」という。
ならば、もう行くしかないだろう。もともと私は寿司が大好き。断る理由は何もない。
実際に行ってみると、カウンターもあったが、テーブル席に通された。
片側には、寿司が流れてくるレーンがあり、これは回転寿司と同じシステム。違うのは、各々の席に、液晶画面がついているのだ。
お姉さんがやってきて、「初めてですか」と訊ねてから注文の仕方を説明する。
菜ばし位の長さの棒をつかって、液晶画面をちょいちょいと指して、注文できるらしい。画像入りのメニューが大半で金額もしっかり書いてある。それらの希望する品の画面をつついて、皿数を選び、注文と押すと、
「本当にこれでいいんですね?」ちゅな感じで(分かる人は是非、落語家の桂枝雀の口調で読んでみてくださいまし!)、確認画面が出、それをまたつつくと注文が確定されるシステムである。
注文した品物はターンテーブルを回ってきて、注文したお客の所に来ると、そこのテーブルにつづく導入口に皿ごと届くんだそうだ。そこに皿をおいたままにすると、次の注文がつまってしまうので、届いたら、皿は、テーブル脇にある、皿置き場において、そこは何もない状態にしておいてください、とのことだった。
ものはためしと、さっそく棒をつついて、中トロ2かん1皿を注文し、確定する。それから家族は生ビールを注文した。ビールも回転してやってくるのかと思いきや、お姉さんが持ってきた。どうやら家族も同じことを考えていたようで、お姉さんにそう言って笑われていた。
つきだしをつつく内に、気付くと中トロが、我々のテーブルのレーンに引き寄せられ、所定の位置でストップした。一体どうやったら、ここでちゃんと止まるのか。次はよーく確認しないとね・・・といいながら、中トロにパクつく。うまい!
次のネギトロの軍艦が到着時に確認したところ、注文した品が来ると、テーブルの位置にある確認ランプが赤く点滅し、そこのレバーがぐいっと動いてテーブルのレーンに引き込むしくみになっているのだ。注文を受けた時点で、握った寿司を皿にのせ、何か操作するんだと思う。皿にバーコードがついているとか、なんかそういう感じなんだろう。
あとは、普通の回転寿司と同じで、お湯はボタン一つで出てきて、湯飲みにお茶パックを入れて呑み放題。ガリも食べ放題である。
利点としては、回ってくるものに、いちいち目を光らせる必要はなく、自分のペースでゆったり注文しながら食べられること。また、食べている途中で、現在の注文という画面をクリックすると、注文したものと合計金額が、寸時にわかるシステム。
「これは、まさしく明朗会計・・・」と家族がうなっている。
最後は、テーブルに並べてある番号札を一枚取って持っていけば、会計して終わり。もちろん、席を立つ前に確認した、最終合計金額と同じ額であった。
そこはネタが大きくて、新鮮なのが売りなので、回転寿司よりは多少高めの料金設定だけれど、一皿2かん500円のネタにするか、230円にするかは客の懐具合で自由にチョイスできる。時価というあいまいな表現は絶対にないのだからして、とにかくびくびくせずに、安心して寿司が食べられるのだ。
つい先日も、二日酔いで苦しそうな家族に、「お昼どうする?」と聞いたところ、
「生ビールを飲ましてくれるなら、流れ寿司にしよう。それなら食べられる」という、なんとも妙な返事だったが、気にせずに、いそいそと足を運んだ次第である。