古畑任三郎ファイナル ― 2006/01/07 09:11

年明けの3夜連続のドラマ「古畑任三郎ファイナル」は、なかなか面白かった。
残念ながら視聴率の高かったらしき3日は見られなかったのだが(再放送を待つ・・・!)、あとの二晩はしっかりみた。
もともと私はこのシリーズを全部かかさず見ているという程のファンでもないのだが、以前は録画して(家族がドラマの類を一切見ないので)時折見ていたので、お馴染みの登場人物とか、話のお決まりの進行などは頭に入っていた。
いつもはドラマを一切見ない家族も、イチローが出ているから・・・という餌を与えて2話から一緒に見たところ(テレビは一つしかないので)、後半は眠たくてあくびまじりではあったものの、とうとう最後まで見てしまった。翌日仕事があるのに・・・!である。
これは、結構すごいことだ。
何故ならば、家族は興味のないドラマだと、始まってすぐに
「こいつは演技が下手だ」、「こういう設定はありえない・・・」と、見ているそばから文句を言い、こちらのドラマを見る気を一気にそいでしまう。
それが、最後まで見た・・・というのは、やはりドラマが面白かったからなんだと思う。
(お気に入りは、古畑ではなくて、西村雅彦演じる今泉だったみたいだが・・・。)
しかし、ファイナルっていうことで、一応これでけじめをつけたんだろうな。確かに田村正和さんは、実年齢から言えば、現役をとっくに引退しているトシなのではないかと思うぞ。
このシリーズを見ると、どうしたって、昔NHKでやっていたアメリカの「刑事コロンボ」を連想する。
(作り手側の頭の片隅にも、絶対にあるんじゃないかと思う)
どんなにボケキャラにしている古畑でも、やはり田村がやるのだからして、二枚目である。それに比べるとコロンボというのは、よれよれのコートに、おんぼろの車、うだつのあがらない風貌のチビの中年男。どこにでもいて、埋もれてしまうような、ぱっとしない人物といえば、コロンボの方が上。(古畑みたいな人は、絶対にどこでも浮いちゃうはず!)
それが、ぱしっと難事件を解決してしまう天才ぶりに、どの犯人もラストは脱帽し、感嘆すらしてしまう。
よれよれ男が、とても格好よく見えてしまうから不思議!
あの刑事コロンボシリーズは、大人も子供も楽しめる、本当に良く出来た作品だった。
なつかしい日本語吹き替え版で、「うちのかみさんが・・・」というのを、久々に見てみたくなったなぁ・・・。
残念ながら視聴率の高かったらしき3日は見られなかったのだが(再放送を待つ・・・!)、あとの二晩はしっかりみた。
もともと私はこのシリーズを全部かかさず見ているという程のファンでもないのだが、以前は録画して(家族がドラマの類を一切見ないので)時折見ていたので、お馴染みの登場人物とか、話のお決まりの進行などは頭に入っていた。
いつもはドラマを一切見ない家族も、イチローが出ているから・・・という餌を与えて2話から一緒に見たところ(テレビは一つしかないので)、後半は眠たくてあくびまじりではあったものの、とうとう最後まで見てしまった。翌日仕事があるのに・・・!である。
これは、結構すごいことだ。
何故ならば、家族は興味のないドラマだと、始まってすぐに
「こいつは演技が下手だ」、「こういう設定はありえない・・・」と、見ているそばから文句を言い、こちらのドラマを見る気を一気にそいでしまう。
それが、最後まで見た・・・というのは、やはりドラマが面白かったからなんだと思う。
(お気に入りは、古畑ではなくて、西村雅彦演じる今泉だったみたいだが・・・。)
しかし、ファイナルっていうことで、一応これでけじめをつけたんだろうな。確かに田村正和さんは、実年齢から言えば、現役をとっくに引退しているトシなのではないかと思うぞ。
このシリーズを見ると、どうしたって、昔NHKでやっていたアメリカの「刑事コロンボ」を連想する。
(作り手側の頭の片隅にも、絶対にあるんじゃないかと思う)
どんなにボケキャラにしている古畑でも、やはり田村がやるのだからして、二枚目である。それに比べるとコロンボというのは、よれよれのコートに、おんぼろの車、うだつのあがらない風貌のチビの中年男。どこにでもいて、埋もれてしまうような、ぱっとしない人物といえば、コロンボの方が上。(古畑みたいな人は、絶対にどこでも浮いちゃうはず!)
それが、ぱしっと難事件を解決してしまう天才ぶりに、どの犯人もラストは脱帽し、感嘆すらしてしまう。
よれよれ男が、とても格好よく見えてしまうから不思議!
あの刑事コロンボシリーズは、大人も子供も楽しめる、本当に良く出来た作品だった。
なつかしい日本語吹き替え版で、「うちのかみさんが・・・」というのを、久々に見てみたくなったなぁ・・・。