ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　夕方の犬の散歩から帰宅すると、家族の車が車庫に入っていた。
晩から通夜に出ることになり、いったん着替えに少し早目に帰宅したのだ。

　犬も、不思議そうに、くんくんと家族の車のまわりを歩き回っている。
…と、玄関で家族が出迎えてくれると、もう犬は大喜び。

　いつもは「待て」で、私が靴を脱ぐのをいい子に待っているというのに、今日はそのまま玄関に上がっってしまうほどの興奮ぶり。

　いつも家族が帰宅する時間には、犬のご飯は、とっくに済んでいて、熟睡している最中なので、家族が帰ってきても、寝ぼけ眼で「フン…」という感じなので、今日は家族も犬の思いがけない大歓迎に顔をほころばせている。

　ちなみに、こないだの休日は家族と犬で散歩に出かけて、私はその間、庭の手入れをしていたのだが、後ろを向いて作業していたら、いきなり犬が突進してきたので、非常に驚いた。

　なんで、ここに犬が…！と思ったら、自分の犬だった。
一瞬、よその犬が庭に入ってきたと思い、一瞬凍りついたのだった。

　もともと子供の頃から犬が苦手で、昨春から犬を飼い始めてから、よその大型犬でも普通にさわれるし、可愛いとも思えるようになったのだが、やはり本来は犬が苦手なんだなぁとしみじみ実感した次第。

「家に帰ってきたときぐらい、声をかけてよね、驚くでしょ」と文句を言ったのだが、犬は無論、知らんぷりして、夕飯を食べようと息を荒げつつ、どかどか玄関に入っていったのだった。