しつけ教室卒業2009/10/10 19:52

しつけ教室卒業
 朝ゆっくり寝坊して、昼過ぎに犬のしつけ教室に出かけた。

 来ていたのは、レトリバーの、はなちゃんと、うちの犬くまの二匹。
いつもよりは少ない。さすが連休だからみんなどっかに遊びに行っちゃったのかな。

 今日は、遊びたい気持ちが先に立ったのか、「お座り」と言っても一度で座らない。
それに、本来お座りすべきところより、一歩下がったところで立ち止まり、一歩前に引き寄せると、聞こえないふりをしたりして無視する。

 それでもお尻を押すとちゃんと座るので、それはそれで、まだましなほうらしい。
犬の数が少なかったし、何度も何度も練習させてもらった。

 その後、苦手な呼び戻し。
お座りさせてリードを離して私が遠くに行ってから、「くま、来い」と呼び、こっちに呼び寄せるもの。

 今まで「おいで」と言っていたのだが、どうも「おいで」というのは、寝床に連れて行かれるときなど、気が向かない時に使われるせいか、イメージが悪いみたいで言うことを聞かないため、今回から、「来い」でやることにした。

 初めて使う言葉だが、言い方と雰囲気で分かるはずとトレーナーが言う。
一度目はちょっと躊躇したものの来た。

 二度目は違うところへ。
その後、リードを自分で踏んでしまって次の一歩が出ない。

 以前もずるずるリードを引きずるのが嫌でこっちに来なかったので、トレーナーの指示でリードをはずしたところ、ちゃんと私のところに来た。
よしよーし。

 その後、たったひとつ合格がもらえていなかったドッグカフェのマナーも、ちゃんと騒がず食べ物を欲しがらず、静かに待機していた。
再度、ベンチに戻って同じことをしたが、私が出された皿の上のパンを食べる真似をしても、じぃーっと待っていられた。
えらいぞ、くま。

 そして、ようやく合格が全部もらえた。
ドッグトレーナーに、
「どうしますか?今日あまり集中できなかったから、本当はもう一度きっちりやったほうがいい気がするけれど」とは言われたのだが、次なるエクストリームという障害物などを乗り越えたりする教室に通いたいので、
「あとは、がんばってしつけますので、今日で卒業します」と返事をした。

 たまたま一緒に来ていたレトリバーの、はなちゃんも同時に卒業だったため、一枚しか用意がなかった卒業証書は、今日は、はなちゃんに譲った。
はなちゃんは、エクストリームに行くかどうか、決めていない様子だったから。
うちは次回教室に行った時にもらえるだろう。

 それにしても、昨年6月6日のパピーレッスンからはじまって1年4ヶ月、ようやく卒業できたのは感無量。
柴犬って、結構頑固で、大変だったし。
まぁ、犬が1歳半を過ぎ、年齢的に落ち着いてきたこともあると、家族は言っていたけれどね。
それでも、しつけなければ、全然、変わらなかったと思う。

 しつけ教室は卒業しても、ここで終わりということはなく、むしろずっと継続していかないと、出来なくなったり甘えが出たりすることもあるらしい。
そういう意味ではこれからも、気をつけてやっていく必要はあると思う。

 今度はまた新たな教室にチャレンジ。
年内に、そうなるとは、思わなかったので、思わず夜家族とお祝いをしてしまった。
また、次なるステップに向けて、心を新たにがんばるぞ。