記念品を貰いに2009/10/22 13:59

宝飾と縁がない
 大きな日除けの麦藁帽子をかぶって庭仕事をしていたら、外ケージにいる犬がわんわん吠える。

 …と、チャイムが鳴ったので庭から顔を出すと、黒いスーツを着てめがねをかけたきれいなお姉さんが封筒を持って立っていた。「○○」です、というその店名は、私がいつもめがねを買っているところだ。

 なんでも毎年秋に展示会をやっていて、そのご招待だという。
「アクセサリーに興味がありますか」と聞かれた。
そこは、めがねのほかに、宝飾や時計なども扱っている店なのだ。

「めがねは何個か買わせていただいてますが、それで手一杯で」というと、
「私はめがね担当なので、嬉しいです」とのこと。

 実際、そこで買ったのは、度つきサングラス1、普通のめがね2で、内ひとつはその後、レンズだけを換えている。(そういう事が可能なので、同じところを選んでるのだが)
それから、遠近両用と、昨年冬には中近両用も買って、パソコンをやるときに愛用している。

 めがねはずいぶん買っているのだが、必要にせまられてなので、毎年というわけにはいかない。

 実はこの店、誕生日月になると500円程度のお菓子をプレゼントしてくれるのだが、その葉書を持って、めがねの微調整と、プレゼントだけもらって帰ってくることがほとんど。
でも、考えたら、二度くらいついでにめがねを買ってるかもしれない。

「事前の電話予約でケーキのプレゼントがあるので、是非きてください。短い時間でもいいですから」と熱心に言われたので、さっそく本店に電話してみた。

 ケーキの予約は出来たのだが、
「友の会のかたですか?それともなにか…」と、相手は言葉をつまらせている。
私の電話番号と名前で検索できなかったのかも。私が買っているのは、本店とは別のところにある、めがね専門店だからね。
友の会とは、毎回勧められては断っている月々の積み立て金システムのことだ。

 一応、そちらでめがねを買っていることを言うと、「いつもありがとうございます」と言ってたけれど。
予約日の指定時間に、引換券をもって行く予定なのだが、高価な宝飾を買うわけもないから(めがねだって宝石付のえらく高価なものらしい!!)、来年からは二度と、招待状は来ないだろうなぁ。

 ホテルの一室が展示会場なのだが、足を踏み入れた途端に、自分がものすごく場違いな感じがするだろうと、電話を切ってから後悔もしたのだが、まぁいいや。
いただけるものだけいただいて、ちょこっと目の保養をさせていただいて早々に退散する予定。

 まったくの冷やかしもいいところで、ごめんなさいって感じだが、また、めがねを買い替える時には、絶対よそには行きませんからね~。

 誕生日月のプレゼントにしても、家族に言わせれば、500円程度の宣伝費用で私はそこの店に繋がってるんだってさ。確かにそうかも…。また、ケーキで義理が出来ちゃうし、お店の思うツボ。

 やっぱり、ただほど高いものはないのかも…。