庭木の剪定2007/10/07 21:36

門構えの松の「もみ上げ」をした。
 夏の暑さから、秋風の心地よさにいつしかなってきた感がある。
日曜日の朝、車で出かけようと門を開けていたら、隣家のおじさんに声をかけられた。

 隣家と家とを隔てる垣根(隣家の敷地内にある)を剪定するから、後で、そっちにちょっと入るよとのこと。

 あわててやったのは、蜘蛛の巣をほうきの柄ではらったこと。
隣のおじさんが来て、我が家の蜘蛛の巣に引っかかったら申し訳ないものね。

 三時過ぎに帰宅してから、こちらも庭木の剪定をやることにした。
亡き園芸の師匠が、この庭を作るとき、外野から、やれ門構えの松を植えろ、難を転じるから、玄関にナンテンを植えろ・・・などと言われるがままに、色々と仕立ててしまったようだ。

 今日やったのは松。
春に「みどり摘み」というのをやって、枝が伸びるのを抑えたのだが、それからまた、さらに夏芽が伸びてきたので、それを剪定する作業である。古い葉も手で落としていく。
これを「もみ上げ」というらしい。

 「みどり摘み」と「もみ上げ」さえきちんとやっていれば、野放図に松が大きくなることはないらしい。
逆にやらないと、樹木の勢いがあるので、もう専門家に頼むしかなさそう。
家の場合は、なんとか形にはなっているので、これを壊さなければ、対処できそうである。

 最初は、本を片手に、イラストを見ながら、恐る恐る始めたのだが、徐々にコツが分かってきた。

 挙句の果て、門柱にずっしっりと、のしかかっている下の枝を大胆にも切ることを決断。
さすがに門構えの松だからして、家族を呼んで聞いて見ることにした。
いいよ・・・ということで、のこぎりでさっぱりと切ってくれた。

 さすがに脚立に乗っても、届かない高いところは家族に後日頼むしかないが、眺めてみると、まぁ、なかなか前より見栄えがよくなったので、鼻高々である。

 ちょうど作業をしているときが、近所の小学校での地域の運動会が終わった頃で、家族連れが家の前を沢山通ったのだが、横目で私をちらちら見ていくギャラリーにも気を良くし、剪定作業が出来た。

 どうやら、昨年は、秋の剪定作業を、師匠は全部する前に旅立ったのだなぁと言う事が、今回の作業をしてみて分かった。
去年は古い葉が落ちて落ちて、掃除がえらく大変だったから。

 まだまだ作業は生垣など、あちこち残っているものの、秋は空気や風も心地よいので、作業は春夏よりは楽だと思う。
ただし、日が落ちるのが早いので、そこは要注意!

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