野菜の師匠2007/10/05 14:11

野菜には手をかけすぎないんだそう。
 久々に野菜の師匠である知人に会う機会があったので、さっそく質問攻めにあわせた。目からうろこだったのは、子育て同様、野菜についても手をかけすぎない・・・ということだ。

 苗を植えてから数日間は結構、観察して水をやるが、あとは、夏場以外は水遣りは畑には、しないんだって。

 何故かというと、水をしょっちゅう与えすぎていると、根っこが土の上に浅くできるだけになってしまうんだそうだ。

 逆にあまり水をやらないと、根っこがどんどん下に伸びて、土にある水を吸おうとするので、しっかりどっしりした野菜になるという。
なーるほど!

 確かに苗を植えてからすぐに家を開けて、だいぶ枯らしてしまった私は、その後、その罪の償いという気持ちからせっせと水遣りをしていたのだが、それはいけなかったのね。

 昨日、少し大きくなった苗の植え替えをしたのだが、確かに根っこが非常に浅くてびっくりしたのを思い出した。

 野菜の師匠は、先日、耕運機が壊れて修理に出し、ようやく大根をまく準備が出来たと言っていた。
私が想像していたよりも、はるかに本格的である。

 大体が、まずは耕運機で土を整えて土作りをして、タネからまいて苗をつくり、それから植え替えるとのこと。
そうか、そうか・・・。

 当初は取り寄せた苗が多くて、全部育ったらどうしようかと思っていたのだが、今は、スティックブロッコリー1苗、芽キャベツ2苗、菜の花が3~4苗、プチヴェールが2苗、サンチュ2苗と、いい感じで、自然の淘汰で間引きが出来ている。

 これからは、心を鬼にして、手をかけすぎずにいくぞ。
防虫薬の散布時期としては、新しい虫の食い跡が見つかったら足すという方法で、よかったらしい。

 大体、前の薬をまいてから2週間くらいで食い跡を見つけてまいたと話したら、野菜の師匠は
「やっぱりね・・・」とうなづいていた。

 また野菜周囲に雑草がどんどん出て、先日抜いた話をしたら、肥料をまくから、雑草も栄養を一緒にとって伸びちゃうんだよね、と。
雑草抜きは、これからも定期的にやらねばならないだろう。

 とりあえずは、初めての私の、なんちゃって畑・・・少しでも作物が我が家の食卓にあがることを願うのみ。