夜中の停電2007/02/22 14:41

 まだ夜も暗いうち、寝ぼけ眼で起きて暗闇の中、トイレに入った。
便座に座ると、ヒャッと冷たい。
電気で温めるタイプの便座なのに、誰かがスイッチを切ってしまったのかしら。

 電気をぱちんとつけると、時間がかかる。あれ?ここ蛍光灯だっけ?
つかない、つかないぞ!

 トイレから出てみると、どうやら家中が停電になっているようだ。
さっそく家族に声をかけると、さすがにまずいと思ったようで、懐中電灯片手に、ブレーカーのある一階に下りていった。

 そこで、一階に寝ている家族と、
「誰?」というやり取りがあったらしい。
(「泥棒です・・・」と答えた?と、私は一人で盛り上がったのであるが・・)

 時刻を見ると、明け方の4時半である。
テストしてみると、いくつかあるブレーカーの内、ひとつをつけると他のもダウンしてしまう・・・というところまで分かったようだ。

 翌朝、家族には急遽、会社を休んでもらった。
電気屋さんも来てくれる事になり、休んだ家族と私は、せっかくのふって沸いた休みに、庭木の剪定を本格的に手分けしてやることになった。

 途中、電気屋さんも来てくれて、玄関を開け放ち、それぞれ、黙々と作業に勤しんだ。
結局、一階の和室にあるエアコンが漏電しているようで、また午後修理に来てくれる事になった。

 昼前に雨がざーっと降ってきた。
なんとか片付けて、昼を、ありあわせの、焼きそばと、肉まんで食べる。
空腹だったので、結構うまい!

 午後は、来週ある、燃えないゴミの戸別収集に向けて、物置を整理しようじゃないかということになった。

 そこの物置には何が入っているのやらまったく分からなかったのだが、なんと空き箱の山・山・山・・・。

 ここの家族は昔転勤族だったようなのだが、もう一回引越しをするつもりだったのだろうか。黙々と、今度は段ボールを片付け始める。
これは来月の古紙回収に出せるはず。

 もう使えない家電は燃えないゴミに出す事に。
その他、古靴なども山と出てきて、なかなか大変な一日となった。

 しかし、突然の停電による思いがけない休みを、かなり有効にせっせと働いたなぁ。
ころんでも、ただでは起きないのだ・・・。