アリスインワンダーランド3D ― 2010/04/24 17:18
ついに観て来ました、話題の3Dディズニー映画。
最初、画像がダブって見えて、何度か3Dメガネをかけなおすうち、真直ぐにしたら、ちゃんと見えるようになった。私のようにメガネをかけている人は、二重にメガネをかけることになるため、その辺の調整が難しいのかも。
映画館での3Dが当たり前のようになったり、自宅で3Dのテレビなんかを楽しめるようになれば、いずれ度入りのマイ3Dメガネなるものも出てくるかもしれないね。もう少し待ちましょう。
さて、映画は最初、暗い顔をしたアリスが登場し、そのシチュエーションも身分の高い貴族のプロボーズを周囲の圧力と自分の置かれた状況から受けざるを得ないかもというところから、始まる。
その後、プロポーズの返事をする前に、服を着たウサギを追うところから、ワンダーランドに入っていくのだ。私をお飲みというビンの中身を飲んで小さくなったりクッキーを食べて大きくなったり。興味深かったのは、体が大きくなったり、小さくなると前の服が着られなくなってしまうこと。まぁ、それで、アリスがいろんな服を着られることになって、楽しめたけれどね。原作は同じ服装で大きくなったり小さくなったりしたんじゃないかな。
映画では、不思議の国のアリスでお馴染みの変てこな人達が、リアルな映像で登場するのはなんとも不思議な感じである。最初、「どうせ夢でしょ」的、やる気なさそうなアリスが、徐々に変化していくというストーリー。
最後には気持ちの良いエンディング。ここまでうまくはいかんでしょう的箇所も多々あるけれど、それでも、なかなか楽しめた冒険映画だった。
途中、一緒に見ていた父親が、映像から飛んできたものを避けて顔をよけたとの目撃証言あり。そこまで作品に入り込んでしまったのねと大笑い。
ディズニー映画には結構、犬が登場するのだが、今回も、そのしぐさや活躍ぶりを楽しませてもらった。
小さくなったアリスが犬の背に乗って走る箇所があるのだが、私も夢でもいいから一度、自分の家の飼い犬と話し、その背中に乗って旅をしたいなぁと思ってしまった。
そうそう、ジョニー・デップの、帽子屋もなかなかいい味だしてました。「アバター」は敢えて見なかったのだけれど、この映画はなかなか3Dとストーリーと上手に組み合わさって異次元世界を作っていて楽しかった。
次はどんな3D映画が見られるのか、また楽しみである。やはり3Dという話題性だけではなくて、作品の出来が、すべてを決めてしまうと実感。