ミーハー根性2010/03/04 14:38


テレビの取材

家から気軽に車で行ける場所にドッグカフェが出来た。 

すでに、家族と犬連れで一度寄り、食事と併設のドッグランを楽しんだから場所は分かっている。そこの店長のブログで、ローカルテレビ番組の取材があると知った。さて、どうしよう。

 でも、それを見た時点で行くことは、きっと心に決めていたのだと思う。前日、動物病院に犬を連れていくときに設置したクレートを車に一晩つんだままにしておいたのだから。

 朝、母親に電話して誘ってみると、二つ返事で「いいよ、面白そう」とのこと。犬を連れて行く準備をしてから、早目に車で母を迎えに行く。

 「もしかしたら駐車場が一杯かもしれないから、混んでいたらよそに行こう」と、直前になって弱気発言の私に、「駐車場が一杯にならないように、早く行けばいいんだよ」ってことで、結局開店の20分前に着いたところ、駐車場は、がら空き。テレビ局の車はとまっていた。

 あとで考えると、早目にドッグランをオープンしてくれていたようなのだが、取材は開店と同時ということだったので、寒かったこともあり、車の中で少し待ってからランに連れて行く。

 リードを離すと、犬はさんざん走り回って、一休み状態になった。小型犬が多く、和犬はうちの犬だけだ。母もいるし、早目にランチと思ったら、テレビの人に、「もう帰られるのですか」と声をかけられて、そこで犬を再度、放つ。

 走る走る走る、他の犬と遊ぼうよとからむ、からむ、からむ。その後、私までお姉さんにインタビューを受けたのだが、強風で髪の毛はボウボウだし、緊張して、まったく意味のない事を話した気がする。

 よくテレビの取材を受けている人の受け答えを見て、もう少しこういう風に話したらとか思う事があるが、インタビューされている人は、横でカメラが回っているというだけで、頭の中は真っ白なんだということが初めて分かった。

 犬も、そろそろ、お疲れモードだったので、カフェに入る。「来週の火曜日の夕方放映されるそうですよ」という店員さんに、インタビューを受けたというと、「いいな、いいな」といわれた。

「わんちゃん、犬と遊ぶのが上手ですねぇ」と褒められた。犬を知らない人が聞くと、なんのことやら?という発言だが、犬が苦手な犬ってのが割と多くて、せっかくのドッグランでも家族にまつわりついて、まったく他のわんこと遊べないって子は結構いるのだ。あとはワンワン吠えて威嚇しちゃったり。

 それを考えるとうちの犬は、他の犬とただただ、遊びたい一心で、飼い主の言うことは聞かず、飼い主の投げたボールを無視してと、まったくもってひどい犬ながら、せっかくドッグランに連れて行った事を思えば、沢山沢山遊んでくれて、十分元が取れた気がするのは確か。

 それにしても、「テレビの取材」という魔法の言葉に、すっと反応する、自分のミーハー根性に、恥ずかしいやら驚くやら。でも、楽しけりゃ、それでいいよね、うんっ!


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