ころちゃんブログ（手描きイラスト＆雑文）

　先日の夜、仕事を終えて帰宅した家族に、台所で出くわして、何故か
「おはよう」と言ってしまった。

　言われた方は、びっくりしたというよりは、まるで無表情。
あとで聞いたら、私が昼寝して起きてきたところかと思ったそうだ。
（失礼な・・・）

「いえいえ、その日は、午前、午後とそれぞれ用事があって、忙しくしてたんだよ・・・。」と説明したのだが、言い訳がましい感が否めなかった。

　何故「おはよう」と言ってしまったのかは謎だけれど、おそらくは、毎朝、台所に立っている時に家族が起きてきて、
「おはよう」
　と、挨拶しているからだろうと思う。
（しかし、夜に「おはよう」と挨拶したのは、始めてだ。）

　理由はともかく、「おはよう」と言った直後に、なんともいえないおかしな感覚があったのは面白かった。朝夜が逆転してしまったような、一日の終わりのはずなのに、そうじゃない言葉を発してしまった面白みというのか。

　試しに、朝、起きてきた家族に、わざと
「おかえり」と言ってみたところ、これまた、なんともいえない、おかしな感覚が・・・。
家族は、またしても無言で、ちょっとむっとしていたようだ。（まだ眠かったのかもしれない）

　でも、夜勤のあるお宅は、こんな感じなんだろうなぁ、きっと。