W杯下着考2006/06/15 08:13

 ついに始まったサッカーのワールドカップ。

 4年前は日韓共同開催で盛り上がったのだが、今度はドイツで時差がある。ほとんど見られないのでは・・・と思っていたけれど、こないだの日本VS豪の試合みたいに、日本時間で夜の10時から始まるものは、寝るのは12時近くになってしまうものの、思わず見てしまう。

 翌日、その時間帯にやっていた、韓国とトーゴの試合も思わず最後まで見ちゃった。
自分の国じゃないから、気楽に、両方フェアーに応援できるのもいい。

 韓国は、日本の戦いぶりと違い、前半一点取られていたものの、後半でぶりかえして逆転してしまった。
アフリカ代表の初出場のトーゴは、前半戦は個人技による猛ダッシュとゴールを繰り返していたが、後半戦は、ボールを追う力もなさそうな感じだった。

 一緒に見ていた家族が、
「韓国選手はおそらく速乾素材の下着を着ているようだが、トーゴの選手のユニフォームは汗でびっしょりだから、そういう機能下着を着てないんだよ」
と指摘。

 この家族は、いつも本筋からはずれた、妙に細かいことを発見して教えてくれる。
確かにゴールした韓国選手が上に着ている赤いシャツをお腹までたくし上げるシーンがあったが、その下には濃いえんじ色の下着を着ており、その下着は汗で色が変わっていたのだが、上に着ている赤いシャツはさらさら状態だ。

 代わって、トーゴ選手の方は、下着を着ているのかどうかまでのチェックはできなかったものの、上に着ている黄色のユニフォームが汗でぐっちょり濡れており、肌にぴたっとはりついている感じ。これは気持ち悪かろう。

 雨の試合になってしまえば同じことだろうけれども、晴れた暑い試合中に、このドライ下着のあるなしの差は、かなりあるのではないだろうか。

 この中継を見ていた日本の衣料量販店なんかが、
「速乾素材の下着をトーゴの選手に提供」
なんてことになれば、かなりの宣伝効果があると思うんだけれど、どんなもんでしょうか。

 こういう機能衣類は、スポーツ用品店で買うと異様に高価なのだが、私の愛用している衣料の量販店では、かなり安価で買い求めることが出来る。
しかも機能としては、まったく問題ない。

 いずれにしても、こうした速乾素材の下着がなくても、強豪の韓国相手に一点先取したトーゴの選手達はすごいぞ。前半の個人技もかなり光っていた。

 どこが優勝するのかは、まだ霧の中であるが、どの国もみんな、がんばって、いい試合を見せて、我々庶民を楽しませて欲しい。