犬との関係2008/11/29 21:50

犬との関係
 両親が遊びに来ている。

 黒柴のくまが4月に家に来てから、偶然だが毎月こちらに数日間滞在していたので、くまはすっかり仲間と認識している模様。

 母は、私が外出中に雷雨になった折、まだ子犬だったくまをずっとさすっていた事があって、すっかりくまの信頼を得ている。

 くまに向かって、やさしい音色で話しかけるので、それもくまに安心感をもたらしているようだ。

 一方、父のほうは、愛情は人一倍あるのだが、
「おい、こら!」から始まり、色々と能書きをたれながら説教するので、いつもくまに噛みつかれそうになる。

 そもそも犬に舐められるのが嫌で、
「わーわーわー」と大騒ぎするので、かえって犬は興奮してしまうんだよね。

 私の場合は、嫌がる歯磨きやブラシをかけたりすると、うなりながら、結構本気で噛まれてしまう。
でも、大人しくなでられていたり、抱っこされている時もある。

 家族に言わせると、私が二階にいると、上を向いて、その気配をうかがっているそうだし、私の動向には常に注目しているんだそうだ。

 一日数回は一緒に遊んでやるのだが、母に、
「あんたが、くまに遊んでもらってるんじゃないの」だって。

 まぁ、飼い主というよりは、遊び仲間と思われているのかもしれない。
家族は、朝ちゃんと主従関係を犬に教え込む所作をしているので、それなりに犬は飼い主と自覚しているのかもしれないが。

 犬は、一人一人と、それぞれ違う関係をもち、位付けをしているみたいで、観察していると面白い。
くまのいいところは、人間も犬も大好きってところかな・・・と、親ばかな飼い主としては思っているのだが。

 明日の歯磨き時は、お手柔らかにお願いしますね、くま。