3度目の入院2007/05/15 22:21

 高齢の家族が入院した。
12月から数えて、これで3度目。

 初回は、深夜の救急外来での緊急入院。二度目は外来に行き、週明けの入院を決めた。
そして今回。

 昨日の昼から食事が食べられなくなり、家族は寝込んでしまった。
私が歯医者から帰っても同じ状態だったので、かかりつけの内科医院へ車で連れて行った。

 生理食塩水に吐き気止めのクスリを入れて点滴してくれたところ、
「お腹がすいた」と言い出し、ほっとした。

 しかし、採血の結果はあまりよくなかったようで、知り合いの医師が
「総合病院に今週中に行ってください」とのこと。

「来週の月曜日に外来の予約を取ってあるので、それではだめでしょうか。予約があっても、すごく外来って待たされるんですよね・・・」と駄目押ししたのだが、
「いや、今週の方が良いでしょう」と。

 その帰り、ファミレスで家族はびっくりするくらい沢山食べたのだけれど、デザートはいらないといい、その後、帰宅して薬を飲んでから、またこんこんと眠り続けたのだった。

 翌朝、家族の診察券を持って、まずは私のみ外来へ。窓口で事情を説明したところ、
「今すぐ連れてきてくれれば、検査します」と。

 会社に出かけた家族に電話して帰ってきてもらい、病院の入り口に車をつけて、車椅子で病人を移動。検査を待つ間も、家族控え室という和室に、枕と毛布を持ってきてもらって、休ませることが出来た。

 ようやく呼ばれて診察室に入るとき、看護師さんに
「即日、入院ですが、いいでしょうか」と聞かれ、
「そのつもりでした」と返事。

 病室に家族を入れてから一度帰宅して、入院の準備。さすがに3度目となると、何を見ないでも必要なものが分かる。

 それから病室に戻り、なんとか主治医の話も聞けたが、家族は高齢でもあるし、積極的治療は出来ず点滴で様子を見るとのこと。
食事も出たが、あんまり食べられないし、酸素不足のようで、息切れしたり、言うこともなんとなく変で、鼻から酸素を入れてもらった。

 それでも家族の希望通り個室に入れたし、今日のところはお願いして帰宅した。
本当に長い長い一日であった。

 出きれば今回も元気に退院して欲しいなと思っている。
そしてもう一度、今度はデザートまでしっかり、一緒にファミレスで食べてみたいな・・・。

 総合病院に行くことを勧めてくれた医師には、本当に感謝。