ステキな金縛り2011/11/06 17:15

ステキな金縛り
三谷幸喜監督の映画、「ステキな金縛り」を家族と観てきた。

前回の「マジックアワー」も面白かったけれど、今回も笑った、笑った。家族も私も、他の観客が笑っていないところでも結構笑ってしまったっけ。

ネタバレになるので書けないけれど、途中で、犬が、短い出番ながら、結構重要な役割で出てくる個所があって、そこでは思わず泣いてしまった私。犬ものには弱いのだ。

三谷監督も犬を飼っているから、その辺のツボはうまくつかんている気がした。犬を飼っている人なら、絶対にわかるわかるって感じのシーンだった。

この映画では、幽霊が見える人、見えない人が出てくる。その法則は3点あって、映画の中ではそれに合致した人には幽霊が見えるということになっていた。

現実の世界で、その3つのルールは当てはまらない…と私は思う。私の父方の祖父と、うちの母は、「見える」というか、「感じる」部類なので、私自身は「見えない」ものの、そういう世界があるってことを、信じて疑わない。

ちなみに、おじいさんの言うルールは小学校に上がる前位の幼い年に、「何かを見た」という経験が、その後、「見える、感じる」人になる要素らしい。

私は「見えない人」で本当に良かったと、時折母の話を聞く度に思ってしまうのだが。

現実に「見える人」にとって、この映画みたいに楽しいことばかりじゃないんだろうなという事は想像に難くないけれどね。

とにもかくにも、この映画は面白かったので、「見える」母にも、ぜひ観るようにとお勧めメールを送った次第である。