愛犬お空組へ2024/09/27 16:08

愛犬お空組へ
9月半ばに、16歳半の柴犬が私の腕の中で息を引き取った。

かなり足腰も弱っていたのだけれど、食欲もあるし、もう少し頑張れるかなという気持ちがあった。

でもたぶんそれは、今思うと希望的観測だったのかもしれないけど。

だけど最後の日、家族みんなで遊びにいったのだ。
病院なんかじゃなくて。

朝ご飯もしっかり食べたし、出かける前にちゃんと排泄も済ますことができた。

こんな終わり方は予想だにしなかったのだけれど、少しだけ苦しんでから、うちの犬の魂が何の迷いもなく、すっと身体から抜けていくのを感じた。

周囲に人はたくさんいて、皆心配していたのだが、犬の旅立ちが分かったのはたぶん私一人。

家族の運転で車に乗り、遊びに行った先で予約してもらっていたいつもの動物病院に、午後の診療開始の5分前くらいに到着。

ずっと診てもらっていた先生と静かにお別れして、とってもかわいい模様の箱をいただいて、無言の帰宅となった。

その夜、暑い日だったので、エアコンをガンガンにかけて居間に寝たのだけれど、夜中に飾り戸棚のガラスががたがたなった。

あ、来てくれたんだなと。
その後、おとといの晩、初めて夢に犬が出てきた。

いろいろ思うところはあるけれど、最後のほうは、いろいろと身体も大変だったので、本当にお疲れ様でした、一言伝えたい。

そして本当に楽しい16年半をありがとう。
またね。