犬競技の楽しみ方2013/07/04 16:18

犬の競技
犬の競技会に今年は積極的に参加しているのだが、大会に出ている時は夢中だし、たいてい思うようにいかず、こんなはずでは・・・と思いながら。暗い顔をして帰路に着くことが続いている。

とにかく出番はあっという間。
どんな競技でもそうなんだろうけれど、どんなに練習をしようとも、大会は一発勝負。

失格続きで、そのたびに、あーあ・・・と毎回私が落ち込むので、「もうやめれば」と言われたりもする。

その後、家族の撮影してくれた写真、動画を見て、お友達の撮影してくれた写真を見るうちに、一瞬の出来事ながら、その一コマが切り取られているのを見ると、また違った気持ちになる。

一緒に走ったり、自分で撮影している犬なのに、また別の目線で見られるというのか。

犬などの写真は普段から撮影しているが、私にとっては写真は切り貼りするものなので、アングルとかはあまり気にならない。

ぼやけた写真でもなんでも、犬がいきいきしているのを見ると、思わずイラストにしたくなる。

こんなに嬉しそうにやっていたのだということを、PCの画面を見ながらタブレットペンを動かしてなぞっていく作業が好きである。

犬の練習に行きはじめた当初も、何が嬉しかったって、それは家では見ることの到底できない犬の美しい体の動きを写真で見られることだった。競技には色々な楽しさの側面がある。

もちろん競技は競技で一生懸命精進して半歩でも進みたいし後悔しないようにはしたいけれど、犬の体の線を後でなぞる楽しみもまた私にとっては捨てがたい大事な時間なのである。

だから、連敗つづきでも、やめられないんだよなー、きっと。