最近、夢を見る2009/05/20 22:50

最近、夢を見る
 最近、色々な事を少しずつ上手に時間を使って出来るようになってきた。

 家事、庭木、犬の世話、キルト、ステンドグラス等などである。

 どういうわけか、歯車がかちっと合わさったと言うのか、少しずつでも、以前のようにいろいろなことが平行して出来るようになってきた。

 そもそもが、マルチタイプの人間である。
ひとつことをずっと極めるというよりは、色々手を出したいタイプ。

 しかし、いったん手を出したことは、とことん追求したいタイプである。
その原動力は、それを成し遂げたいという強い気持ちや興味といったことなのだが、ここ数年、身辺が忙しく、その原動力が失われていたのだ。

 家族が二人減った生活も、家を改築して一新し、その後、飼い始めた犬もそれなりに手馴れてきて、立派な家族の一員となった今、ようやく、元の自分が戻ってきたのかもしれない。

 それと、最近、よく夢を見るようになった。
夢を見て覚えている…というのが、私の場合は快調の兆候である。

 朝、起きがけに見ているのか、結構内容は覚えているのだが、その前にしっかり深い眠りについているからこそ、見られるのかなと思ったり。

 夢の内容といえば、見知った人が死んでしまうというようなものが当初は多くて、とても、その本人には、言えないものだった。

 でもその中で、本気で悲しんだりくやんだり、嘆いたりしている自分がいた。
そこには、なにがしかの癒しがあったのかもしれない。

最近はようやく夢の中で人が亡くなることはまれになり、色々な状況の中でたち動いたりしているのだが、不思議と見ている間は夢などとはつゆとも思わず、その世界を現実だと思い、立ち動いて頭をめぐらせている。

 夢を見ていても、さすがに朝、起きるのはつらいのだけれど、一度起きてしまえば頭もすっきり。
さっき見ていた夢も、かなたにぼんやりと、忘れ去られていくという具合だ。

 そして、色々細々と頭が働いて、細切れの時間をフルに使う中で、犬と遊ぶ時間も取りながら、生活している自分がいる。

 家事に多少のしわ寄せはあるけれど、完璧に全部とはいかないので、仕方ない。
ようやく、自分を取り戻したようで、嬉しい昨今である。
やはり、大きな変化の後、元の自分に返るのには、3年という、月日は必要だったんだなぁ。