雷と病院2008/12/05 18:32

雷と病院
 黒柴くまの朝の散歩を済ませて、ひとりで朝ごはんを全部食べたのを確認したが、ふと気になって、再び外に様子を見に行くと、食べたものを全部吐き散らしていて、胃液まであちこちに出していた。

 天気も今ひとつだったし、午前中出かけるため留守番をさせるので、家の中に入れた。
そのまま、ベッドの上に横になったので、やはり胃の具合が悪いのだろう。

 昼過ぎに帰宅すると、大人しく留守番していたようで、大歓迎してくれた。
雨がやんでいたので、散歩に出たら、やはり降られて帰宅。

 この時期にちょっとびっくりするが、雷も鳴り出したので、そのまま膝にのっけてソファーに移動。
雑誌や新聞を読みながら膝にのせている内に、くまは寝てしまった。

 子犬時代にはよくある光景だったけれど、大きくなってからはあまりそういうことはなかったので、役得という感じ。

 その後午後の診療の時間になったので、仕方なく起こして車に乗せて動物病院に連れて行った。
獣医さんも、さすがに今度は甘く見ずに、触診したり、今までのカルテを入念に調べている。

 触診の感じでは、大丈夫そうだけれど、食べたものを吐いてしまうということは胃が荒れているんでしょうとのこと。

 誤飲というのが犬にはありがちで、500円玉とか、はさみとかびっくりするようなものがレントゲンでわかったりするらしいのだ。
しかし柴犬は結構レントゲンを嫌がるし、値段も高いので、餌を少し変えて様子を見ましょうとの事。

 最近はアレルギーが原因ということもあるんだそうだ。
現在子犬用の餌をやっていると言うと、子犬用の餌は美味しいから、食べるかなぁといいながら、今与えているメーカーとは違う食餌療法の大人用のフードを出してくれた。
胃薬もあわせて処方。餌以外は保険が効いて半額に。

 5日後くらいにまた連れて行く約束をした。
帰宅したくまは、お腹が空いたようで、くんくんと催促するので、8割くらいの分量に薬を混ぜて食べさせた。
少し残して遊ぶので付き合っている内に、こちらの胃が痛くなった。

 胃痛なんてめったにないのに、くまに同情したらこうなったのだろうかと、一瞬思った。
しかし、まぁ、私の場合は食後にもらって食べた餡ドーナツが、胃にもたれたのだと思うが…。

 一方くまは、夕飯の支度を始めた米の袋のガサガサいう音を餌と間違えて期待しているので、さっき残したのをやり、もっと食べたがったので、結局全部で100グラムを食べさせたことになる。

 吐く様子はないので、この餌をしばらく与えて様子を見ようと思う。
また、しばらくして元の餌に戻してどうかということもチェックしたりするらしい。

 ドッグフードは今、結構どこのが良いだの、悪いだのと、あれこれ言われているけれど、それを犬が食べていて、全然体調を崩さないのならば、わざわざ変える必要はないのだそうだ。
獣医さんに改めて確認したから大丈夫。
くまの体重は前回と同じ、12.3キロであった。
明日は、お互い元気になりたいね!