薬を紛失・・・!?2008/09/04 13:04

勝気な犬です
 黒柴のくま♂6ヶ月に飲ませる抗生物質3日分を処方されたのだが、今朝、餌に混ぜようと思ったら、薬の袋が見つからない。

 今日はゴミの日で、もしかしてゴミとして出してしまったのかと、出したゴミをわざわざ持ち帰り、探してみるも、やはりない。

 その時点で、家族に、「もういいよ、2日間は飲んだし、くまはもう元気だから大丈夫」と言われて諦めた。
紛失したということが、ちょっと信じられないし情けない気持ちで一杯だった。

 人間じゃなくて犬だからと、決して軽んじた気持ちはないのだが、結果的にはそういうことになって、大変申し訳ないことだ。

 まぁ両親が来てたりして、バタバタしていたことは確かだが、やはり自分の飲む薬だったら失くさなかったんじゃないかと思う。

 その後、犬の毛が抜けはじめてきているので、ブラシをかけてやろうと庭のケージに入ったところ、黒柴のくまは、最初は遊びたい一心でこちらに飛び掛ってきたが、その内、本気になってきた。

 ちょうど、庭のみょうがを取ったあとで、蚊よけに、長袖長ズボンをはいていたから、良かったのだが、噛みついてはくるりと一回りし、また噛み付いてくる・・・というのを数回繰り返すくまの動きを慎重に見極めてから、押さえ込みにかかった。

 このタイミングを間違えると、噛まれて手傷を負い、素手で組み伏せることは当分不可能になる。
その辺はこちとら、何度も経験済みなので、慎重の上にも慎重に…である。

 結局、あわせて2回押さえ込んで私が勝ち、ようやく大人しくなった。
そこで、おもむろに、予定通り、膝に乗っけてブラッシングをかける。

 抜け代りの最盛期だった春を思えば、まだまだブラシにつく毛は少ない方だが、それでも終わった後、ジャージのズボンには、抜けた毛が一杯くっついていた。

 やれやれ、当分毎日ブラッシングしてやらないと大変なことになりそう。
ついでに久々に歯も磨いてやった。

 ひと汗かいて疲れ果てた私に、母がコーヒーを入れてくれた。
「くまはこんなに元気なんだもん、抗生物質はもう必要なかったと思うよ」と。
まぁ、あんな力が出てきたんだもんね。術後の経過は順調かも。

 あんまり、いじいじと気にするのは、もうよそうっと・・・と思ってたら、案の状、その後、薬が大事にしまって取ってあったのを発見。
よかった、よかった。

 朝夕飲ませる薬だが、今日は昼夕に飲ませる予定。
くまにかける愛情は、捨てたごみを拾いに行くくらい深いものだったのだ…と、ちょっと鼻を高くした私であった。