夏の庭仕事2008/08/07 21:11

夏の庭仕事
 夏の庭仕事は、がんばらない、でも諦めない・・・という、どこかで聞いたキャッチフレーズが当てはまるような気がする。

 夕方の犬の散歩は、最近、急な雷雨を嫌って、曇り空ならいつもより少し早目に済ますようにしている。

 今日は5時前には終わり、犬を家の中のクーラーの効いた部屋に入れて、水を飲ませてひと段落。夕ご飯をやるにはまだ少し早い。

 そうそう、みょうがを取らなくちゃと、長袖長ズボンの完全防備で庭に出る。
みょうがを楽しく取って、しばらく何もしていない畑を見てみる。
…と、案の定、雑草だらけで、どこが畑?って感じ。

 犬小屋の近くの蚊取り線香を近くに持ってきて、ひたすらしゃがんで黙々と雑草をむしる。
かぼちゃも1個収穫した。
すでに3個取っているのだから、まずまずのペースである。

 周辺の雑草を抜いて、ようやくなんとか、かぼちゃとサツマイモの畑なんだなと言うのが、分かるようになった。

 それからちょこちょこと気になるところを取る。
曇り空なので日に当たる心配はないし、まぁ、そこそこ風もある。

 時折、ゴミ袋に雑草を入れに軒下に行くのだが、最初はこちらを気にしていた犬が、もう諦めたのか、横になってぐっすり眠っている。
よしよし。今日は、あまり昼寝時間はなかったからね。今のうちに寝ておきなさい。

 そうして、黙々と雑草を抜いて、庭の整理をしていく。
汗はどんどん出て、首に巻いたタオルで何度も顔をぬぐった。

 犬の心配もせず、天気の心配もせず、(だって突然の雷雨になったら、家に駆け込めばいいだけなんだもんね)、無心で雑草に向かうひととき。

 夏の庭は頑張ると疲れちゃうけれど、かといって、まったく手入れをしないと、あっという間にすごいことになる。
気付いて時間のあるときに、なんとなく作業をするのが一番。

 だってこういう作業を、家族はまず全然気付かないし、手伝ってくれることもないし、翌日自分で見ても、一体昨日はどこを手入れしたんだろう・・・という感じなのだが、これでいいのだ。

 しばし無心になって、何も心配せず、何も考えず、汗を流した。
ただ、それだけのことだけれど、そのひとときって、なかなか他に代えがたい貴重な時間なのかもしれない・・・とふと思って汗をぬぐった。

 今日の庭仕事は、これで終わり。
やれやれ・・・。