家族の命日2008/07/07 09:53

家族の命日
 家族の命日である。
ちょうど10年。早いような気もするし、長かったような気もする。
あれから我が家も、さらに同居家族二人を見送ったしね。

 この夏は、家の庭に沢山のユリやカサブランカが満開である。
自分で冬に植えたものもあるが、今は亡き園芸の師匠が植えたらしきものもいっせいに開花。びっくりである。

 長ズボン長袖、ネット付の帽子と軍手で装備して庭に出たのだが、しばらく手入れをおこたっていたので、悪いつたは、はびこっているし、雑草だらけ。

 まずは、花がとっくに終わったアジサイと、額アジサイの花を取った。
先日のラジオで言っていたが、やはり花が終わってから取らないと、来年綺麗に花が咲かないらしい。

 カルミアという花でそれは経験していたし、花の終わったアジサイはなんだかみじめで汚い感じなのでパパっとカット。
その他の雑草も、目に付くところは引っこ抜いた。

 結局、ゴミ袋2袋が朝のゴミに間に合い、出す事が出来た。
ゴミ当番なので、ついでに掃除をしたけれど、カラスがつつき始めたところを、手早く片付ける事が出来、カラスよけネットを、さらに深くかけたから、大丈夫だと思う。
また、ゴミ収集車が来た後で見に行く必要はあるけれど・・・。

 庭木の手入れで汗を流して、最初に切っておいた花を玄関に飾った。
これでよし。

 他界した人にはもう会えないのだけれど、年に一度位はしのんで、花でも、たむけてやりたいよね。

 もう10年たったのだから、あまり悲しまないで、家族の命の重さを全部受止めて、そして静かに冥福を祈りつつ、弔ってやりたいなと思う。