遠方からの客人2008/05/16 18:23

遠方からの客人
 私より一回り若いお嬢さんと、ご両親が、夕方、遠方より、私の家をはるばる車で訪ねてくださった。

 10年以上前に、こちらに住んでいて転勤されたのだけれど、お嬢さんは秋に結婚を控えて、仕事も春で辞められたそうだ。

 もともとご両親と仲良くさせていただいていて、家には何度か来ていただいていたのだけれど、久々だったので、分かるかと思っていたところ、犬を抱っこして外に出たとたんに、車が到着した。

 うちだと分かった決め手は、二階に干してあった、私のチェックのシャツだったらしい。
なかなか、するどい。

 黒柴の子犬くまにも会って貰ったのだけれど、短い時間ではあったけれど、色々と話が出来て楽しかった。

 帰りがけにお嬢さんと庭に出たところ、水仙の葉をねぎかと思ったり、全然違う木を山椒の木だと思ったり、思わず笑ってしまった。

 今、満開のカルミアの花にも興味を持ったようだった。
若い人はあまり草木の名前を知らない。仕事や色んなことで忙しいから、自然に目を向ける時間がないのだろうと思う。

 以前、出かけた好きなミュージシャンのライブでも、その人は、確か、話をふられた沈丁花のこともよく知らなかったっけ。

 かく言う私も、一昨年から庭の手入れをするまでは、全然草木に興味もなかったし、名前も知らなかったもんなぁ。
それなりに自分も年をとってきたってことなんだろうと思う。

 お嬢さんの婚家先の実家が、近いそうなので、また遊びに来てくれるといいなぁと思っているところ。