水なしタイプ2008/04/28 09:29

水不要の薬
 自分のことは、割に、ずぶとい性格だと思っているのだけれど、案外繊細と言うのか、まぁ体に直結と言う単純な分かりやすさもあって、何か心配事があると、すぐにお腹に来る。

 そんなに大きな心配事ではないのだけれど、まぁちょっとした環境の変化もあったのか、夜中に急にお腹が痛くなって目が覚めた。いつになく痛い。頃合を見てトイレに立った。

 まぁいつもの、お腹下しである。
なんとか落ち着いたところで、このまま痛みが続いて眠れなかったら大変と、薬を探した。

 いつもの下痢止めはすぐ見つからず、常備用にと買っておいた薬をあけることにした。
それは、テレビのCMでよく宣伝している、いわゆる水のいらないタイプである。

 よくサラリーマンが通勤電車の中で急に腹痛を感じて、脂汗たらたらのところで、その薬を思い出して口にいれるという、あれ。

 今回は自宅だったし、水はあるのだけれど、とりあえず処方どおり、水なしで口に入れた。

 トローチよりは小さいけれど、普通の飲み薬よりは大きい。
口に入れると、トローチみたいな、ほんのりとした甘さがある。

 飴よりも早く口の中で溶けて行く。
これでは水がなくても大丈夫。しかも飲みやすい。

 そのまま布団に入って、しばしお腹の違和感を感じていたのだけれど、やがて知らない間に眠りについて、朝、家族がごそごそ起きるまで、寝ていたので、割とすぐに効いたんだと思う。

 人生、いろいろな場面があるので、今後も、このタイプの下痢止めは常備しておきたいし、携帯しておくと便利かもしれない。

 まぁ、なるべくこういうものとは縁のない生活を送りたいとは思っているけれどね。