夏の終わり2007/08/30 17:06

 旅の途中で盲腸になり、緊急入院&手術をしたきょうだいが、なんとか自家用車で運転しながら帰宅途中に我が家に立ち寄った。

 両親と共に家族旅行をしていて、一人、救急車に搬送されて入院した彼は、車だけ病院に残しておいてもらって1週間の単身入院の末、無事退院し、まずは両親の自宅まで一人で運転。

 そこで一泊して、翌朝、母を助手席に乗せて、我が家に一泊した。
退院後、一気に一人で運転するのは危ないということになったのだ。

 運良く・・・というのか、母親は、この近辺に我が家に遊びに来る予定だった。
それと、たまたま旅先から自宅まで、父母の家、私の家と、点々と、いい感じで一族の自宅が点在していたのである。

 妹が我が家に夕べ遅く到着して一泊。
感動の再会を果たす・・・!?

 そしてようやく今日、仲良く家族で帰っていった。
やれやれ・・・である。

 昨日、無事、私の家に着いて、一息ついた彼に、
「傷を見せて」と言ったら、快く見せてくれたのだが、うちの母親もまず見せてもらったというので、思わず笑ってしまった。

 5センチくらいの傷で、まだ時折傷むらしい。
ちょうど去年の今頃も盲腸で入院したのだが、その時には、クスリで散らしたらしいのだが、今思えば、数日の入院をケチらずに、その時にとってしまえばよかったとのこと。

 気付いたら、もう夏も終わりに近づいている。
「入院している間に夏が終わった感じ」という彼に、妙にしみじみしてしまった一同である。

 ともかく、旅行時には彼らのように必ず保険証を携帯すること!というのが、我が家の家訓になりそうである。
秋に今度は私たちも一緒に一族の旅行を予定しているのだが、また誰か具合の悪い人間が出ないかと、それだけがちょこっと心配な私である。