暑中見舞い2007/08/04 12:45

 ある日、知り合いのご夫妻から、ご主人直筆の絵手紙の暑中見舞いが届いた。

 どっぷりデジタルライフにはまっている昨今では、我が家に来る郵便といえば、お店の案内やクレジットカードの請求書の類だらけ。

 その中で、山を散策した時の草花と、その時に感じた情景が一筆、丁寧にしたためられている暑中見舞いに、思わずほっと時間を忘れたひとときだった。

 裏返してみると、差出人の住所を書いたところに、ボールペンで、「お楽しみはこれからだ!」と、一言、走り書き。

 そうだ、そうだ。まだまだ人生捨てたもんじゃないぞ。
これから、生きていれば、きっと、もっともっと楽しい素敵なことに出会うことが出来るんだ・・・というような希望がわいてくる一枚であった。

 さて、返事を書こうと思ったのだが、絵手紙を時間をかけて描くというような事が出来ない私は、メールなどでつながっていない、アナログ系の知り合い複数に、暑中見舞いを書いてみることにした。
おのずと年配の人が多くなる。

 引き出しに入っている中から、夏らしい葉書を選んで、10名程度の人達に、近況を書いた暑中見舞いを、午前中に書き上げた。

 ボールペンでもって、自分で考えた文章を書くという作業事態が久々であり、手が痛くなった割に、書いた文字は汚いので、がっかりしてしまったのだけれど、まぁいいや。

 ここんところ、ご無沙汰続きだった人達に書いた暑中見舞い。
時間差で、今度は残暑見舞いになって戻ってくるのがちょっぴり楽しみだったりする。