雪仕様2006/12/24 17:03

 この週末は、年末年始のスキーの準備に追われた。

 まずは、買っていた雪のタイヤに履き替えた。
秋に車を知人から安く譲ってもらったので、雪のタイヤは新しいのを買ったのだ。

四輪駆動ではないので、雪道対応で、チェーンも買っておく必要がある。
これもタイヤと一緒にすでにゲット。

 やれやれ・・・と思っていたら、色々用事をすませた家族が、おもむろに新しいチェーンを出してきた。
なんとチェーンをつける練習をするらしい。

 そうか、そうだったのか。
確かに雪の降る中、坂道で、しかも夜だったりした場合、かなり苛酷な環境の中で、手早くチェーンをはめる必要がある。

 前に乗っていた車も2輪駆動だったので、坂道の手前で家族が待避所で手早くチェーンをはめて、走り出す…というのを常としていたし、それを当たり前のように思っていた。

ところが、そういうところでよく目に付くのは、待避所でもない、変なところに車を無理やり止めて、あぁでもない、こうでもないと、烏合の衆が雪道に集まって、チェーンをつけるのに四苦八苦している姿。

 そういう輩を目にするたびに、この家族は、
「あれじゃ、なかなかチェーンは、はめられないぞ」とか、
「つける場所が違うんじゃないか」と、運転しながら、涼しい顔で言っていた。

 そんなもんか・・・と助手席でいつも黙って聞いていた私である。
(残念ながら雪道の運転はまだマスターしていないのだ。)

 しかし、家族が、当たり前のように手早くチェーンをつけるのには、実は陰に隠れた秘密の特訓(?)があったのね・・・と、改めて、ちょっと見直してしまった私である。
シーズンの初めには、手馴れたチェーンでも、一応出してチェックするらしい。

 この冬も、チェーン付けは、ぬかりないね、よろしく頼むよ!