手編みのセーター2006/12/11 08:35

 なんだかあっというまに12月も10日以上が過ぎてしまった。

 ちょっと前まで結構暖かかったので、考えると、まだ本格的な冬のセーターなどを出していないことに気付いた。

 家族は寒空の下、フリースで、なんとか寒さをしのいでいる状態である。

 私はといえば、冬には手編みのセーターが山とある。
何しろ母親が大の編み物好き。

 若くして未亡人となった祖母が家計のために編み物をしていたのを、娘の母が10代から助けて一緒に編んでいたこともあるようだから、まぁ、ほとんどプロと言ってもいいと思う。

 テレビを見たりしながら、せっせせっせと手を動かして、どんどん編んでしまうのだ。

 古くなったセーターが毛玉だらけになったり、袖や裾が伸びたり縮んだりしてしまったら、迷わず母に送り返せば、解きなおし、また丁寧に編みなおしてくれる。

 そんなわけで、編みこみのセーターが本当に沢山沢山あるので、冬場はそういう意味では衣装持ち。

 しまうときに、一度洗濯機で洗ったら、縮んでしまい、叱られた。
手編みのセーターは、ぬるま湯で、手で洗うのが一番なのだ。そうすれば、いつまでも編みたての感じで、ふっくら着る事が出来る。

 この冬も、母のぬくもりを感じつつ、手編みのセーターで寒さを乗り切ろうっと。
離れて暮らして入ればこそ、余計ありがたみを感じるのもまた、実感である。