ドリームキャッチャー2006/05/07 14:32

 最初にドリームキャッチャーを知ったのは、知人が携帯にぶら下げていたのを見たとき。
携帯につけているくらいだから小さめで、これは一体何なんだろう・・・と思って、すぐに聞いたように記憶している。
アメリカのお土産でもらったと知人が教えてくれた。

 丸い輪っかの中にくもの巣状のネットがテニスラケットよろしく張ってあり、下には羽根のついた紐が何本かぶら下がっている形状。

 その後、キムタクが出ていたドラマかなんかで見て、
「アメリカの原住民のお守りみたいなもので、悪い夢を取り除いてくれる役割がある」ということを、セリフで確か知ったように思う。

 自分もアメリカの民芸品を輸入しているお店で、掌サイズぐらいのを買い求めて、寝室に飾っている。それであまり最近悪夢は見ないのかな。

 その後、スティーブン・キングの「ドリームキャッチャー」という本がでて、まだ翻訳される前に原書で読んでみた。

 SFチックな、荒唐無稽なキングらしい世界だったが、結構面白く読めた。
後に映画化されて、原作とはちょっと異なった結末になってはいたものの、作品世界は楽しめたかな。エイリアンが、やたらグロかったけれどね。
まぁ、いわゆるB級映画ってやつかな。原作もおとらず気持ち悪かったところもあったし。

 これに出てきたドリームキャッチャーは、本当に人ひとりを、捕まえられるぐらい大きなのが、確か山小屋にぶら下がっていた。
確かに悪夢をキャッチするのに、携帯ストラップぐらいの大きさじゃ、ちょっと太刀打ちできない気もしていたので、妙に納得。

 このドリームキャッチャーを、車のミラーにつけている若者を時折見るのだが、悪夢を取り除くのだからして、運転しながらこいつは眠るつもりなのか、と見るたびに一人でつっこみを入れている私である。