メガネ2006/04/13 08:19

 メガネは私の生活に欠かせない大事なアイテム。

 私は近視に少し乱視が入っていて、普通自動車の免許証には、「眼鏡等」の項目がついているし、映画館や美術館、スーパーの買い物でも、メガネがないと非常に不自由する。

 常時使っているのは、外出用のふちなしと、家用のフレームありの二点。その他に度入りのサングラスがひとつ。

 外出用は、数年前にフレームは前の物を使い、レンズだけ取り替えた。
デンマーク製品なのだけれど、金属部分がチタンで出来ていて非常に軽く、かけていてもまったく気にならない。
レンズの取り外しにはネジなどはいらず、ただ差し込むだけ。
確かグッドデザイン賞を取っていたと思う。

 鼻と、耳にかけるつるの端っこに当たる部分はシリコン製で、買った店に持って行くと何年経っても無料で取り替えてくれるので、これまた便利。

 今のレンズに取り替えた時も、度としては特に問題なく、まだ遠視も入っていないということだったのだが、何しろデザインが古いと言うのか、レンズが異様に大きかったのだ。

 ふと気付くと回りの人達は、皆ちいさなレンズのメガネをかけていて、一人だけ時代遅れみたいで、何とかしたいものだと思っていた。

 結局新しくしてみたら、昔買った時にはUVレンズがオプションだったのでつけなかったのだけれど、今は普通にどのレンズにもついてるそう。
ついでに汚れがつきにくいという、買った時に出たばかりの加工までつけてもらった。
これは有料だったけれども、新しい機能は何でも試してみたいからね。

 レンズを取り替えた時に、私の古いレンズをみた店員が、
「きれいに使っていますね~」と感心していた。
外出用は使わない時にはさっとケースに入れるようにしているし、ふちがない分、扱いに注意しているからそんなものだろうと思ったが、中には結構、雑に扱う人も多いらしい。

 それに比べると家用は、ちょっと手荒な扱いで、ケースから出てテーブルに乗っていることも、ままある。家では掃除をするときと、テレビを見る時などに用いる程度だが、ちょいと見て、そのまま出しっぱなしにしてしまうことが多いみたい。

 つい先日もテレビを見ようと、ひょいとテーブルに乗ったメガネをかけた。
ところが、どうしたことか、ぼやけて画面がよく見えない。
レンズをふきふき、再度かけて見るが、やはり、ぼやけは取れない。

 今度は目をごしごしこすって、再度メガネをかけて・・・とやって、ようやくそれが家族の使っている中近用メガネであることが判明した。
フレームの形といい、私のとそっくりだったのだ。まったく紛らわしいったらない。
家族に話したら、「そのメガネで遠くを見ても見えないよぉ」と笑われた。

 でも、一瞬の内に自分の目が悪くなったのかと、本当にびっくりした。
日常に潜む恐怖って、まぁ私の場合、この程度・・・。